昨季は日本代表MF久保建英(21、レアル・ソシエダ)とともにプレーしたマジョルカのMFイ・ガンイン(21)が、8月のラ・リーガ月間最優秀選手の候補に選ばれた。
【関連】「久保建英は競争相手じゃない」“韓国のメッシ”の素顔
ラ・リーガは9月1日、8月の月間最優秀選手の候補として7人の選手を発表した。
イ・ガンインのほかでは、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(34、バルセロナ)、スペイン人FWボルハ・イグレシアス(29、レアル・ベティス)、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(22、レアル・マドリード)、スペイン代表FWイアゴ・アスパス(35、セルタ・デ・ビーゴ)、アルゼンチン代表GKヘロニモ・ルジ(30、ビジャレアル)、アルゼンチン人FWエセキエル・アビラ(28、オサスナ)が選出された。
イ・ガンインは8月21日に行われた第2節ベティス戦でシーズン初アシストを記録したのに続き、同月28日の第3節ラージョ・バジェカーノ戦では初ゴールをマークした。2列目で攻守にわたって試合をコントロールし、スコアポイント以上の活躍で注目を集めた。
もっとも、イ・ガンインが月間最優秀選手を受賞する可能性はそれほど高くない。レヴァンドフスキとイグレシアスは8月に各4ゴールを決めたほか、アスパスは3ゴール、アビラは2ゴールを記録。ヴィニシウスは2ゴール1アシストを挙げ、ルジは3試合クリーンシートの活躍を披露した。
とはいえ、イ・ガンインが月間最優秀選手の候補に名を連ねたということは、それだけマジョルカで自身のポテンシャルを発揮しているという証拠だ。1年半近く遠ざかる韓国代表への復帰を目指すイ・ガンインの好調ぶりを証明する一つの指標と言えるだろう。
前へ
次へ