モドリッチ、ベイルの次はソン・フンミン?「トッテナム→レアル」コネクションに英メディア注目

イングランド・プレミアリーグのトッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミン(29)に、レアル・マドリード移籍説が再浮上した。

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イタリアのサッカー専門記者ルディ・ガレッティ氏は6月23日、自身のSNSを通じて、レアル・マドリードが獲得に興味を示すフォワードのリストにソン・フンミンも含まれていることを伝えた。

ソン・フンミンにレアルが興味を示しているというニュースは、すでに過去にも何度か伝えられたことがある。

今回もタイミング的には正しい。レアルはフォワードの補強を狙っているが、今のところスムーズな獲得ができていない。

最大の候補だったセネガル代表FWサディオ・マネ(30)はバイエルン・ミュンヘンに移籍し、エジプト代表FWモハメド・サラー(30)はリバプールと契約交渉中だ。であれば、サラーとともにプレミアリーグ得点王に輝いたソン・フンミンが代案になり得る。

(写真提供=AP/アフロ)ソン・フンミン

そんななか、イギリスメディア『デイリーメール』はレアルとトッテナムの“コネクション”に注目した。実際、レアルとトッテナムは頻繁に選手のやり取りをしている。

代表例ではクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(36)とウェールズ代表FWガレス・ベイル(32)だ。モドリッチは2008年から2012年までトッテナムでプレーし、その実力を認められてレアルへと移籍した。翌2013年にはベイルもトッテナムからレアルへ移籍した。このつながりだけ見れば、ソン・フンミンがレアルに移籍する可能性はゼロとは言えない。

ただ、その確率は高くない。選手商売が上手なトッテナムとはいえ、ここ最近は中心選手をほとんど売却していない。イングランド代表FWハリー・ケイン(28)にしても、ここ数年間で何度もマンチェスター・シティのラブコールを受けながら、最終的に移籍が実現することはなかった。

ソン・フンミンも同じだ。現在のトッテナムで彼に代わる選手はいない。それに、ソン・フンミンを売却したからといって代役を補強することも難しい。ソン・フンミンのような選手はレアケースであり、代役を探すとしても巨額の移籍金が必要になる。

トッテナムはそんな非効率な取引をするチームではない。それに、ソン・フンミンもトッテナムに対する愛情を強く示している。

レアルが世界屈指のドリームチームであることは間違いない。ただ、移籍が今すぐ実現するかどうかは難しい状況と言えるだろう。

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