浦和に衝撃負けの蔚山キム・ドフン監督「申し訳ない気持ちで顔を上げられない」

蔚山現代のキム・ドフン監督がACLベスト8進出失敗を悔しがった。

蔚山は6月26日、ホームで行われた浦和レッズとの2019年ACL16強戦・第2戦で0-3の敗北を喫した。アウェーでの第1戦で2-1の逆転勝ちを収めた蔚山だったが、第2戦の敗戦によって合計スコアが2-4となり、8強進出に失敗した。

蔚山はACL優勝した2012年以来7年ぶりとなる8強進出を狙ったが、最後の10分も持ちこたえることができなかったため、実現しなかった。

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蔚山は昨シーズンのACL16強戦でも、水原三星との第1戦で勝利を収めながら、第2戦で完敗を喫して8強の舞台を踏むことができなかった。

キム・ドフン監督は試合直後の記者会見で、「最後まで選たちは最善を尽くした。結果は受け入れなければならない。良いチャンスだったのに負けたのは個人的に残念だ」と感想を述べた。以下はキム・ドフン監督との一問一答。

―試合を終えた感想は?

「最後まで選手たちは最善を尽くした。結果は受け入れなければならない。残念に思う。雰囲気を盛り上げるのが監督の役目だ。良いチャンスだったのに負けたことについては個人的に残念だ。選手たちが回復してリーグに集中できるように努力する」

―後半序盤、ジュニーオを外してファン・イルスを投入したが?

「ボール占有率で相手にたくさん押されているようだった。守備地域からの圧迫を通じて占有率を上げたいという狙いから、ファン・イルスを投入した。サイド突破も考慮した。ボールをカットしたあとのカウンターも考慮した。ファン・イルスは自分の役割に忠実だったと思う」

―浦和が第1戦と変わった点は?

「ウイングフォワードとMFとの間にあるスペースを多く攻略された。前半に多く許してしまった。後半は相手に空間を与えなければ良い試合になると考えていた。相手がその空間を抑えるために、多くの動きをしていたが、選手たちがそれなりに対応したと思う」

―先制されたことが試合に影響したのか?

「我々が攻撃的に出ようとしたが、それができなかった。試合終了直前に失点したが、最初の失点後に我々のペース通りに試合を進め得点できれば、良い結果がもたらされると思っていた。先制されたことが試合に大きく影響したとは思わない」

―これまでACLでは、Kリーグ代表という話をよくしてきたが?

「ホームでこのような結果を出してしまい、本当に申し訳ない。私としても申し訳ない気持ちで、顔を上げられない。次に機会があったときは、こんな事が起こらないようにしなければならない。これからのリーグ戦に関しては選手たちが乗り越えていくと思う。

ACLで各国の優勝チームと戦い勝ち上がってきた。私としてありがたく思う。ホームで良い機会だったが、惜しくも脱落することになって監督として選手たちに申し訳ない。選手たちは最善を尽くした。これからはリーグに集中できたらと思う。目標のために引き続き前進できる雰囲気を作るように努めたい」

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