韓国俳優パク・ソジュンが出演した新作映画『マーベルズ』が、韓国公開初日(11月8日)に1位を記録した。韓国の映画ファンはマーベル作品に出演したパク・ソジュンに熱い視線を注いでいる。
韓国映画振興委員会の映画館入場券統合システムの集計によると、『マーベルズ』は公開初日の11月8日、観客動員数9万1563人を記録し、デイリーボックスオフィスで1位に上がった。
同日、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』は2万3367人の観客数で2位に下がった。10月25日の公開から2週連続で1位をキープしてきたが、『マーベルズ』に首位を譲ったのだ。累計観客数は155万8806人だ。
パク・ソジュンのハリウッド進出作となる『マーベルズ』は、アベンジャーズ最強ヒーロー、キャプテン・マーベル(キャロル・ダンヴァース)が、能力を使うたびに彼女を家族のように慕う敏腕エージェント、モニカ・ランボーと彼女に憧れるアベンジャーズオタクの高校生ヒーロー、ミズ・マーベルと居場所が入れ替わる謎の現象が発生することで新たなチームプレーをするヒーローアクション映画だ。
パク・ソジュンは劇中、キャプテンマーベルの夫であるヤン王子を担当。映画が始まってから55分ほどで初登場するが、久しぶりに会ったキャロル・ダンヴァースの手を握り歌って踊る。韓国の作品では一度も見たことのないパク・ソジュンの姿が目を釘付けにするが、登場シーンは2分内に終わってしまうため、名残惜しい。
また、キャプテン・マーベルたちと“悪役”のダー・ベンたちが大規模な戦闘を繰り広げる時も、パク・ソジュン扮するヤン王子は自国の軍隊を集めて手伝う。その戦闘シーンも2分ほどで終了するため、パク・ソジュンの出番は全部で5分ほど。主演というより、特別出演に近い。韓国の人気俳優としてパク・ソジュンの出演は、マーベル・スタジオの立場からもヒットの要件になるはずだ。
『キャプテン・マーベル』の続編となる『マーベルズ』は、11月10日に北米や日本でも公開される。各国での興行成績に注目が集まる。
(記事提供=OSEN)
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