『マーベルズ』のニア・ダコスタ監督が、俳優パク・ソジュンのキャスティング秘話を明かした。
ダコスタ監督は11月7日（日本時間）午前、MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）最新作『マーベルズ』のオンライン記者会見に出席。彼女はこの場で、「コロナパンデミック真っ最中の時、友人から『梨泰院クラス』を推薦されて見たが、パク・ソジュンが目に入った。数カ月後、私が『マーベルズ』の演出オファーを受けた際、パク・ソジュンがヤン王子のキャラクターにピッタリだと思って直接連絡をした」と、パク・ソジュンのキャスティング秘話を明かした。
『マーベルズ』は、アベンジャーズ最強のヒーロー、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァース（演者ブリー・ラーソン）が、敏腕エージェントのモニカ・ランボー（演者テヨナ・パリス）と、ミズ・マーベルことアベンジャーズ“オタク”の女子高生カマラ・カーン（演者イマン・ヴェラーニ）とチームを組み、因縁深い謎の敵ダー・ベン（演者ゾウイ・アシュトン）に立ち向かうという物語。
2019年3月に公開された『キャプテン・マーベル』の続編となる本作で、パク・ソジュンはキャプテン・マーベルの恋人、ヤン王子役としてハリウッドデビューを果たす。
会見で、パク・ソジュンへの賛辞を惜しまなかったダコスタ監督。「多才な人だ。現場で楽しいエネルギーをもらいながら一緒に楽しく作業した」と撮影当時を回想。この会見に先駆け、パク・ソジュンは「僕も自分がこの映画に出るというのがとても不思議だ。ただ、すべてが驚きだ」と出演感想を述べていた。
ダコスタ監督は続いて「今作ではキャプテン・マーベルの過去を描こうとした。彼女が過去に行った場所に行って人々に会うが、その中の一人がヤン王子」とし、「ヤン王子の出演時間は短いが、非常にインパクトのあるキャラクターとして重要な役割を担当している。本編で確認してほしい」と期待感を抱かせる言葉を残している。
また「パク・ソジュンは、とても素敵な衣装を着て出てくる。ヤン王子とキャプテン・マーベルは、自分たちが守ろうとする者への愛情が深いというのが共通点」と、2人のキャラクターの特徴を少しだけ明かした。
パク・ソジュンの活躍にも期待の『マーベルズ』は、11月8日より韓国で、10日より日本で劇場公開。
◇パク・ソジュン プロフィール
1988年12月16日生まれ。韓国・ソウル出身。2011年にB.A.Pヨングクの『I Remember』ミュージックビデオで俳優デビュー。2012年のドラマ『ドリームハイ2』で本格的な演技活動をはじめ、2014年の『魔女の恋愛』で連ドラ初主演を務めた。主な出演作にドラマ『花郎＜ファラン＞』『サム、マイウェイ ～恋の一発逆転！～』『キム秘書はいったい、なぜ？』、映画『ミッドナイト・ランナー』、『ディヴァイン・フューリー／使者』、『パラサイト 半地下の家族』（カメオ出演）など。2020年からNetflixで配信がスタートした主演ドラマ『梨泰院クラス』は日本で絶大な反響を得た。
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