突然の悲報から1年…キム・セロンさん遺作『私たちは毎日毎日』、来年2月に韓国公開へ

2025年12月30日 映画

24歳という若さでこの世を去った女優キム・セロンさんの遺作となる青春ロマンス映画『私たちは毎日毎日』(原題)が、2026年2月の韓国公開を確定し、ティザーポスターを公開した。

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『私たちは毎日毎日』は、同名ウェブトゥーンを原作とする青春ロマンス映画。高校入学を控えたある日、“ホス”(演者イ・チェミン)が“ヨウル”(演者キム・セロンさん)に突然の告白をすることから物語が始まる。

幼なじみからの唐突な告白とキスに戸惑ったヨウルは腹を立て、2人の友情は終わってしまう。そして迎えた高校の入学式で、ヨウルとホスは同じ学校・同じクラスになってしまう。以前とはまったく違う関係になり、友情が終わったままの2人は気まずい日々を送ることに。ヨウルとホスの関係は次第に揺れ動き、混乱していく。

すでに友情は終わってしまった17歳。初めて知る“恋”という感情のなかで、2人の青春がどんな物語を紡いでいくのか、好奇心を刺激する内容だ。

『私たちは毎日毎日』ポスター
(画像=JNCメディアグループ)

『私たちは毎日毎日』は、新たなロマンスアイコンとして注目を集める韓国映画界の期待株イ・チェミンのスクリーンデビュー作にして、初主演作でもある。今作でイ・チェミンは、これまでの作品とはまったく異なる、初恋に落ちる純粋な高校生役に挑み、新たな魅力を見せるものと期待されている。

幼なじみの突然の告白により混乱に陥る女子高生ハン・ヨウル役は、今年初めに突然この世を去った故キム・セロンさんが演じる。子役時代から着実にフィルモグラフィーを積み上げてきたキム・セロンさんは、澄んだ笑顔と印象的な演技力で愛されてきた。『私たちは毎日毎日』では、彼女のいきいきとした魅力が存分に詰め込まれており、おてんばなヨウル役へと自然に溶け込んだ姿を確認できる。

公開決定の知らせとともに披露されたティザーポスターには、しとしと降る雨の中、1本の傘を一緒に差すホスとヨウルの姿が収められている。切実な表情を浮かべるホスの顔は、「初恋って本当に叶わないんですか?」というコピーと相まって、初恋という新しい感情に戸惑う17歳の少年の心情を率直に伝える。

一方のヨウルの表情には、ホスの告白によって壊れてしまった友情への喪失感が色濃くにじみ、切なさを誘う。

誰もが一度は経験したことのある、初恋のときめきと痛みを1枚に凝縮したティザーポスターは、『私たちは毎日毎日』が描き出す青春の初恋物語への期待をいっそう高めている。

友情の終わりと、突然始まった初恋の鼓動を等身大で描いた青春ロマンス『私たちは毎日毎日』は、2026年2月に韓国で公開される予定だ。

(記事提供=OSEN)

◇キム・セロンさん プロフィール

2000年7月31日生まれ。9歳から子役として活動を始め、スクリーンデビューとなった2009年公開の主演映画『冬の小鳥』では孤児院に捨てられた少女を熱演。カンヌ国際映画祭に韓国の役者史上最年少で招待された。2010年の『アジョシ』ではウォンビンと共演し、大韓民国映画大賞新人女優賞を最年少で受賞。2019年に韓国で放送されたドラマ『レバレッジ:詐欺操作団』では、凄腕の女泥棒役を見事に演じて魅力的な姿を披露した。2022年5月18日に免許取り消しレベルの泥酔状態で運転して事故を起こし、活動を自粛。2025年2月16日、24歳でこの世を去った。

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