14歳の若きトロット歌手として活躍するオ・ユジンを各種ストーキング行為で悩ませた60代の男が、警察に告訴された。
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オ・ユジンの所属事務所TOTALSET(トータルセット)は30日、韓国メディア『OSEN』との取材を通じて「オ・ユジンが最近60代の男から付きまとわれるなどの被害を受け、男をストーキング犯罪処罰に関する法律違反および虚偽事実摘示名誉棄損などの疑いで告訴した」と明らかにした。
男はこれまでYoutubeや各種SNSを通じて「オ・ユジンの母方の祖母しか確認できない。実の父、実の母はどうしたのか」「実の父母の姿は確認できないので疑問が増幅される」などとオ・ユジンの両親に対する疑惑を発信してきた。さらには「自分こそがオ・ユジンの父親だ」と主張し、オ・ユジンの母方の祖母に直接電話をかけて出会いを要求するといった行為で本人およびその家族に多大な不安感と恐怖心を抱かせた。
あるメディアによると、男は母方の祖母との電話を通じて「周囲の人々がオ・ユジンは僕によく似ていると言っていた」「歌いかたや咳をする様子まで、僕なりに分析してみた。僕は分析専門家だ」「僕に似ていれば歌はもちろん、話が上手で文章が上手になっているはずだね。そうでなければ僕の子供じゃない」といった主張を繰り返したという。
このほかにも男はオ・ユジンの通う学校に直接訪れ、各種行事の会場にも姿を現したようだ。このため、オ・ユジンは現在成人男性の姿を目にしただけで警戒心を抱くようになり、各種イベントの会場でも不安感を隠せないという深刻な事態に陥っている。
結果的に所属事務所は男に対する告訴状を提出し、警察は捜査の過程で男に対する容疑を確定したうえで在宅送検したという。ただ、物理的な被害がないことから身柄の拘束は困難なようだ。
オ・ユジンには身辺保護用のスマートウォッチが渡されたが、所属事務所の関係者はこれに対して「一般的なスマートウォッチと特別に異なる仕様はなかった」として現状への不安を吐露している。
なお、オ・ユジンは2009年生まれで今年14歳になる。2021年に放送された『トロット国体』で銅メダルを獲得し、一躍有名人となった。その後2022年7月に現在の所属事務所TOTALSETと専属契約を交わし、トロット歌手としての本格的な活動を知らせた。
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