韓国の人気バラエティ番組『大人たちは知らないコディンオムパ』(原題)。番組タイトルの“コディンオムパ”は、韓国で高校生を意味するスラング“コディン”と、母と父を意味する韓国語“オンマ、アッパ”を合わせたものだ。
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同番組はタイトルの通り本来であれば高校生であるはずの10代で親になった若者たちが、自身の背景やエピソードを語るバラエティ番組だ。シーズン4を迎えた2023年現在も人気番組として韓国のお茶の間を盛り上げている。
そんな『大人たちは知らないコディンオムパ』が、本日(19日)来る20日に放送する最新回の予告を解禁。外交官の夢を抱いてメキシコから韓国に渡ったが、17歳で妊娠してまもなく出産を控えているというメキシコ人の少女ミリアムのエピソードが一部公開された。
ミリアムは「15歳で初めて韓国旅行に来て、当時紹介された男からの継続的なストーキング行為に苦しめられていた。そんなときに長い間チャットアプリでやり取りをしていて初めて直接会った男性と恋に落ちて、その後妊娠の事実を知ることになった」と告白した。少女の語る波乱万丈な事情にスタジオは騒然とし、レギュラー出演陣は頭を抱えた。
現在妊娠8カ月のミリアムと彼女の恋人は、本格的な出産準備をしているところだ。しかし、メキシコ生まれの未成年者ミリアムと日本人ハーフの恋人は韓国で外国人とされるため、妊婦に向けた国の支援を受けることが難しい状況だという。
そのうえ、ミリアムはストーキング被害のトラウマで現在も分離不安で苦しんでいる。恋人が少しでも家を空けると症状が出るため、2人は生活苦を余儀なくされた状況だ。
そんな2人の状況にレギュラー出演中のソ・ジャンフンは「お母さんのそばで温かいご飯を食べたらいいのに、韓国に来て何をしているの?」と疑問を投げかけた。一方でパク・ミソンは、「すでに起きたことを責めてなんになるのか。方法を探すことが大事だ」と対抗。ミリアムと恋人を擁護した。
ソ・ジャンフンは「ミリアムが地球の反対側で苦労している状況を親の立場で考えると悔しくて」とため息を吐いた。
スタジオでは、その後もミリアムを救済したい気持ちで現実的な解決策が繰り返し討論された。制作陣は来る20日の放送に関して「彼らの真心が届き、ミリアムと彼女の恋人が生活苦から抜け出す策を見つけられるのか。どうか温かい目で見守ってほしい」と明らかにしている。
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