「被害者のふりをしている」『花男』女優ク・ヘソン(38)の“敗訴後の立場”に前所属事務所が反論

2023年06月20日 話題 #ク・ヘソン

出演料未払いで訴えるも敗訴した女優ク・ヘソン(38)が控訴するとしたなかで、前所属事務所側が強硬な立場を明らかにした。

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前所属事務所HBエンターテインメント側がク・ヘソンと関連した訴訟について、「(ク・ヘソンが)虚偽事実で被害者のふりをしている」と主張し、法的手続きを踏むと伝えた。

HBエンターテインメント側は6月20日、公式報道資料を通じて「数年間、ク・ヘソン氏の専属契約関連の紛争および繰り返される虚偽主張に基づいた訴訟などにより、継続的な法律対応をしなければならない財産的被害と役職員および所属アーティストの精神的被害を深刻に受けている」と伝えた。

続けて「ク・ヘソン氏は本人の意志で始めた紛争と関連した司法機関の厳重な判断に対して、間違っているという立場を明らかにし、裁判所の判断を歪曲して虚偽事実で被害者のふりをしている」と主張。「しかし大韓商事仲裁院と裁判所の判断は、ク・ヘソン氏への未払い金はないということ」と強調した。

(写真提供=OSEN)ク・ヘソン

同時に、「本事件は出演料未払いやパワハラ横暴とはまったく関係のない事案であるにもかかわらず、ク・ヘソン氏は数年間、多様な虚偽事実でHBエンターテインメントの名誉と信用を毀損している」と指摘した。

そして「当社はク・ヘソン氏がしばらく所属俳優だったため、数年間続くク・ヘソン氏の不当な請求にメディア報道を自制し、法的に対応してきたが、裁判所の判決さえ歪曲して否認し、会社の業務を妨害して名誉を深刻に毀損することをこれ以上容認できないため、ク・ヘソン氏のすべての虚偽事実の公表および虚偽報道に対して法的手続きを進める」と伝えた。

ク・ヘソン「判決は常識的に認められない」

先立って6月18日、出演料未払い訴訟で敗訴したク・ヘソンは、前所属事務所であり、元夫の俳優アン・ジェヒョンが所属しているHBエンターテインメントを相手に控訴するとの公式立場を伝えた。

ク・ヘソンは2019年に専属契約が終わった前所属事務所HBエンターテインメントのYouTubeチャンネルに出演した部分について、「1億700万ウォン(約1070万円)余りを支給せよ」という内容の訴訟を提起したが、敗訴した。

ク・ヘソンは控訴の計画と共に、「元配偶者(アン・ジェヒョン)を信じたため、元配偶者の所属事務所が運営するYouTubeチャンネルに喜んで(12回以上)無報酬で出演し、同時にコンテンツ企画や場所、音楽、編集などの用役を提供したりもした。コンテンツは計1000万回を超える再生回数を記録したが、前所属事務所は出演料を支給するどころか、今は天国に行った私の愛するペットが含まれた映像物を強制廃棄した。また、私を助けようと乗り出した証人を刑事告発するなど、数年間いじめを仕事にしてきた」との主張を繰り広げた。

それと共に、「そんな人々に敗訴したという判決は常識的に認められず、損害を甘受してでも控訴を進行しようと思う。未来の後輩たちが二度と私のようなことを経験しないでほしいという個人的な願いと同時に、先出演後に未払いという制作システムのパワハラ横暴に対して、必ず警鐘を鳴らさなければならないという意志から始まった。このような慣行はなくならなければならず、必ず是正されなければならないので、控訴を通じてこれを正そうと思う」と声を高めた。

(記事提供=OSEN)

◇ク・ヘソン プロフィール

1984年11月9日生まれ。2002年のCM出演を機に芸能界デビュー。その後本格的に女優としての活動をはじめ、数々の作品を通じて愛くるしい魅力を披露した。特に、2009年に放送された『花より男子~Boys Over Flowers』(KBS)は日本でも大きな反響を呼んだ。その一方で、映画監督や画家、シンガーソングライターとしても活動。才能の尽きない女優として多方面に活躍している。俳優アン・ジェヒョンと2016年5月に結婚したが、2020年7月に離婚が成立した。

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