麻薬投薬の容疑で警察の調査を受けた俳優ユ・アインが、疑惑の浮上から約50日が過ぎて謝罪文を発表した。
3月28日、ユ・アインは謝罪文を発表し、「昨日、警察の取調べ直後、十分ではない謝罪をした。芳しくないことで私を大切にしてくださり、愛してくださった多くの方々に大きな失望を与え、もう一度謝罪の言葉を申し上げる。申し訳ない」と立場を明らかにした。
続けて「そして私によって映画、ドラマ、広告など大切な作業を一緒にされた方々に、昨日伝えられなかった謝罪の気持ちを伝える。重い責任を無責任に耐えてきた瞬間に対して深く反省し、各々の大切な夢と目標を成し遂げようとした数多くの同僚の皆さんと関係者の方々に被害を与えて申し訳ない。私が持つべき責任を果たすために努力する」と述べた。
そして「事件が明るみになって不十分だった反省の時間を過ごす間、私は自分の過ちがいかなる弁解でも隠すことができない誤りだという点を明確に認知した」とし、「これから行われる調査に誠実に取り組み、皆様のすべての叱責と法の審判を甘んじて受ける」と付け加えた。
先立ってユ・アインは3月27日午前、被疑者の身分で警察に出頭した。12時間の調査を受けた彼は現在、大麻、プロポフォール、コカイン、ケタミンなどの麻薬類を投薬した疑い(麻薬類管理法違反)をかけられている。
ソウル警察庁・麻薬犯罪捜査隊は、ユ・アインの居住地である漢南洞(ハンナムドン)の自宅と、住民登録上の住所地である梨泰院(イテウォン)の自宅を家宅捜索した。また、ユ・アインの所属事務所UAAの職員1人と、アメリカ旅行に同行した知人1人を参考人として調査した。
また、すでに撮影が終わり、公開を待つばかりだった出演作であるNetflixの映画『勝負』(原題)とドラマ『終末のフール』(原題)は、公開が暫定保留・延期となった。
ユ・アインの謝罪文全文は、以下の通り。
◇
ユ・アインです。
昨日、警察の取調べ直後、十分ではない謝罪をしました。芳しくないことで私を大切にしてくださり、愛してくださった多くの方々に大きな失望を与え、もう一度謝罪の言葉を申し上げます。申し訳ありません。
そして私によって映画、ドラマ、広告など大切な作業を一緒にされた方々に、昨日伝えられなかった謝罪の気持ちを伝えます。重い責任を無責任に耐えてきた瞬間に対して深く反省し、各々の大切な夢と目標を成し遂げようとした数多くの同僚の皆さんと関係者の方々に被害を与えて申し訳ありません。私が持つべき責任を果たすために努力します。
多くの方々が私を支持してくださり、惜しみない激励と愛情をくださいましたが、俳優の仕事を続けながら一方では、自分自身を自ら害していたという事実に大きな後悔と恥ずかしさを感じます。また、そのような過ちによって多くの方々に大きな傷を負わせました。申し訳ありません。
事件が明るみになって不十分だった反省の時間を過ごす間、私は自分の過ちがいかなる弁解でも隠すことができない誤りだという点を明確に認知しました。私が持っていた自己合理化は、決して私の愚かな選択を隠すことのできない誤った考えでした。
これから行われる調査に誠実に取り組み、皆様のすべての叱責と法の審判を甘んじて受けます。
改めて深く謝罪の心を伝えます。申し訳ありません。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。
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