カカオを2大株主に引き入れたSM理事会と、これを支持した行動主義ファンドのアラインパートナーズの「3者連合」に反旗を翻したイ・スマンは、HYBEとの共同戦線で対抗することに決めた。
結局、予想だにしなかった今回の電撃買収により、SMは大きな転換を迎えることになる。
ある関係者は「最近までイ・スマンはHYBEに本人の持分を売却する意志がなかった。ところが、イ・スマンは一夜にして筆頭株主の座が危険になった。危機に追い込まれたイ・スマンに、パン・シヒョクが経営権防御のための株主、別名“白騎士”として出たわけだ。イ・スマンとしてはHYBEと手を組んだのが最善の選択だっただろう」と説明している。
このような争いがどうであれ、K-POPファンが気になるのは所属アーティストたちの今後だろう。
K-POP界がHYBEの“ビッグディール”に混乱しているなか、業界の見方は大きく二分されている。