監督賞には『別れる決心』を含め16作品が名を連ね、外国語映画賞、オリジナル脚本賞、編集賞には各10作品ずつ選定された。
パク・チャヌク監督は2018年の映画『お嬢さん』で英国アカデミー賞外国語映画賞を韓国人監督として初受賞した。『別れる決心』が受賞すれば、2度目の受賞となる。
『お嬢さん』以後、韓国映画はポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が作品賞、監督賞、外国語映画賞、オリジナル脚本賞の4部門にノミネートされた後、外国語映画賞とオリジナル脚本賞を受賞した。
また、映画『ミナリ』に主演した女優ユン・ヨジョンが2021年に韓国俳優初の助演女優賞に輝いた。
英国アカデミー賞は、英米圏の主要映画賞の1つとして米国アカデミー賞の結果を予想できる尺度にもなっている。
最終ノミネート作は今月19日に発表され、授賞式は2月19日にロンドンのロイヤルフェスティバルホールで開かれる予定だ。
『別れる決心』は2022年、「第75回カンヌ国際映画祭」で監督賞を受賞したことに続き、「第80回ゴールデングローブ賞」と「クリティックスチョイスアワード」にノミネートされ、第2の『パラサイト』神話を期待させている。
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