Netflix『サムバディ』主演キム・ヨングァンが“連続殺人鬼”になるまで…ベッドシーンについても言及【インタビュー】

2022年11月26日 テレビ #Netflix #韓国ドラマ

ドラマ『ピノキオ』『初対面だけど愛してます』映画『ミッション・ポッシブル』『ザ・ソウルメイト』『君の結婚式』など、少年美あふれる明るいキャラクターを演じてきたキム・ヨングァンが、暗くて歪んだ欲望を抱いた殺人鬼に変身した。

『サムバディ』のキム・ヨングァンは、内面の深いところに位置した深淵の暗さを取り出し、血の気のない顔をはじめ、すべての事物に対する造物主のように行動する姿、予測できない殺人方法とミステリアスな心理描写まで、これまで見たことのない演技を披露した。

(写真=Netflix)

キム・ヨングァンはチョン・ジウ監督と初めて呼吸を合わせたことについて、「とても良かった。いつも先に話かけてくれた」として「私がもし何かのシーンを撮っていて次に出てくるシーンでやりたいことを話すと、それを聞いた監督は撮影をする時、その意見を反映させてくれた。一言も聞き逃さず覚えてくれて本当に感謝している」と話した。

作品ごとに表現力が高いことで有名なチョン・ジウ監督に、特に負担に思うことはなかったのか尋ねると、「ユノは大男だから、最初は体づくりに励んだ。そうやって鍛えていくうちに、あまりにも過度な気がして監督と相談し、再び減らした」として「そのように鍛える過程が面白かった。私はこの作品中、本当に楽しく撮影したし『こんなに面白くてもいいのか』と思うほどだった」と満足感を示している。

徹底した体重管理の後遺症も…

188cmのキム・ヨングァンは、「元々の(自分の)平均体重が82~83kgだが、最初の準備段階のときは94kgまで増やした。でも太りすぎて顔が丸かった」と笑顔を見せた。「『ユノが鋭かったらいいな』と思った。その時、監督と話しながら『これ以上(体重を)増やしてはいけない』と言い、鋭く見せようと撮影が残り3カ月の時、また減量した。終わりのほうではユノがものすごいストレスを受ける。最後の撮影の時は72キロまで減らした。外形的にそのような変化した姿を見せようとした」とし、94kgから72kgまで大幅に変化した体重について言及した。

減量法について、「途中からはほぼ食べなかった。一日一食、それもサツマイモを少し食べただけ。8話あたりを撮ったときの自分を見ると、頬がすごくやつれている。でも、そう見えたかった。世の中を思い通りに生きていると思っていたユノが大きなストレスをうけているように見えたかった」と教えてくれた。

極端なダイエットの後遺症もあったそうで、「戻るまで時間がかかった。1カ月後に(他の作品の)撮影に入ったが、その時も細く、そのドラマを撮る間中、維持しなければならなかった(笑)全部が終わってから、毎日友達とお酒を飲んでいたので最終的にはよくなった」と笑った。

(写真=Netflix)

ドラマが公開された感想については、「心がそわそわした。公開される時間にすぐ見なかった。心がそわそわした状態で見ず、友達と話していた。作品が公開され『どのように見られるだろう』と視聴者の反応も心配だったし、『面白くみてほしい』という気持ちがあったから。だから公開日には見られそうになかった。これまで、ラブコメやロマンスの作品にたくさん出演してきた。今回は全く新しい姿を見せることができたが、だからこそ、もっとそわそわしていたようだ」と答えている。

「19禁ではなく29禁」

ベッドシーンや全裸露出など破格変身を見せたキム・ヨングァン。「制作発表会の時も話したが、本当に冒険のような、挑戦のような感じがした。ミッションをうまくやり遂げたいという気持ちが大きかった」とし「公開されてから(2日が過ぎた)11月20日に2回も見た。一度そのまま見て、その次にまた見た。見ながら、チョン・ジウ監督と撮ったことを思い出し、『こんな風に映るのか』と思った。監督と交わした会話がこの作品のなかで、こうやって表現されて嬉しかった」と満足していた。

視聴者からの“19禁ではなく29禁だ。(日本でいう18禁)予想してから見ても非常に強い”という反応には「もちろん19禁は正しいが、29禁と差があるだろうか。私はそんなに強いと思わない」として「私がお見せしたユノの姿自体も雰囲気が怖いが、かなり穏やかでチョン・ジウ監督が話した中で期待したのはロマンスだと思う。『強すぎる』かな?それはよく分からないな」と言い、「ベッドシーンやそのような場面では拒否感があったりはしなかった。ベッドシーンも作品の中に溶け込んでいたため、負担になったりすることはあまりなかった」と説明している。

(写真=Netflix)

キム・ヨングァンの破格的な演技変身が話題の『サムバディ』は、11月18日からNetflixを通じて世界190カ国以上で公開中だ。

【関連】豚足を使ったアクション?キム・ヨングァン主演映画『ミッション・ポッシブル』の注目ポイント

キム・ヨングァン×チェ・ガンヒのロマンス『こんにちは?私だよ!』の見どころ

【注目】韓流スターがNetflixなど“OTT重視”になる理由

前へ

2 / 2

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集