韓国での放送が1年以上も保留されてきたドラマ『Dear.M』（原題）が、日本で先に公開されると報じられた。
【注目】“いじめ疑惑”で窮地に立った『Dear.M』女優が衝撃発言
韓国JTBCは3月24日、ドラマ関係者の言葉として「KBSで昨年に続き、今年も編成保留状態の『Dear.M』が日本で今年下半期に公開される予定だ」と伝えた。
ドラマ『Dear.M』は、ソヨン大学を一気にひっくり返したソヨン大学コミュニティの主人公「M」を探し、推理を繰り広げる青春ロマンス作品だ。女優パク・ヘス、NCTのジェヒョン、女優ノ・ジョンウィ、俳優ペ・ヒョンソンらが出演する。
もともと『Dear.M』は、すべての撮影を終了し、昨年2月26日に韓国で放送される予定だった。しかし主演を務めるパク・ヘスに学生時代の“いじめ疑惑”が浮上したことで、放送が無期限延期となった。
先立って昨年2月、パク・ヘスの中学校の同級生と主張するAさんがSNSを通じて、いじめ疑惑を提起した。
Aさんは、とあるメディアとのインタビューでも「パク・ヘスの一味が暴言を吐き、私を苦しめ、その後、担任の先生がその一味を教務室に呼んだりもした。（パク・ヘスは）実際に学校で“子供たちのお金を奪う”と有名だった」などと述べた。
それを受けてパク・ヘスの所属事務所側は「ただ俳優パク・ヘスを悪意的に攻撃・誹謗するための虚偽事実であることを確認した」と発表し、疑惑を完全否定。パク・ヘス本人も「嘘が嘘を生んで山のように積まれ、どんどん高くなっていった」とし、むしろ自分が被害者だったと反論した。
一連の騒動で、ドラマの放送を控えていたKBSは「当初ドラマ『Dear.M』は2月26日に放送予定だったが、出演者に関連した事案によってすでに最初の放送を延期した」と伝えた。結果的に、それから1年以上も放送できなかったわけだ。
そして今回の報道が事実であれば、『Dear.M』は韓国より先に日本で公開されることになる。お蔵入りまで囁かれていたドラマであるだけに、日本で公開されるだけでも待っていたファンにはうれしいはずだが、はたして。続報を待ちたい。
■「パク・ヘスと一緒に暴行した」新たな証言、所属事務所は即否定
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