女優パク・ヘスが学生時代、暴行やいじめの加害者であったとの疑惑を提起している“パク・ヘス被害者の会”が2月25日、「一度も金銭を要求したことがない。私たちが望むものは、パク・ヘスの心からの謝罪」と公式立場を発表した。
パク・ヘスから学校暴力を受けたと明らかにした“パク・ヘス被害者の会”側は、「私たちは『ノーカットニュース』とのインタビュー(パク・ヘス被害者の会「連絡しても無返答…法的対応する」)を通じて、先にパク・ヘスの父親に連絡をしたと伝えたことがある」とし、「所属事務所側に連絡し、証人がこんなに多いのに、一体どんな経緯で事実無根と主張しているのかと聞いた。誓って、お金の話を持ち掛けたり、合意の話を持ち出したりしたことはない」と述べた。
続いて「謝罪どころか、私たちを経済的な利益を図る人たちとして“疑う”という公式立場を出したのは、被害者に対する2次加害だ。パク・ヘスの集団暴行の事実を隠すための言論プレイという疑いがかかる。起こった学校暴力が消えることはない。多くの同級生、先輩、後輩がその証人」と強調した。
最後に、「疑問を持つ状況が発見されたのであれば、このトークルームに属していない被害者だと考えられる。被害者があまりにも多いからだ」と付け加えた。
先立ってパク・ヘスには、オンラインコミュニティを中心に学校暴力疑惑が浮上した。彼女が主演するKBSの新ドラマ『Dear.M』(原題)も一連の騒動で、2月26日に予定されていた初放送を無期限延期するなど、余波が広がっている。
所属事務所スタジオサンタクロースエンターテインメント側は「事実無根」と対応し、被害者の会が金銭的な利益を図ろうとした状況を捕捉したと明らかにした。それに対して被害者の会側が、さらに公式立場を通じて反論したかたちだ。
パク・ヘスは2014年のオーディション番組『K-POPスター』シーズン4で顔を知らせ、以降ドラマ『内省的なボス』『青春時代』などで主演を務めた。またイ・ヨンエ主演の『師任堂(サイムダン)、色の日記』では、師任堂の子供時代を演じた。2月26日から放送予定だった主演の新ドラマ『Dear.M』は、無期限放送延期となった。
以下、パク・ヘス被害者の会が発表した公式立場全文。
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公式立場です。
“パク・ヘス学校暴力被害者の会トークルーム”の十数人は、一度も金銭を要求したことがありません。私たちが望むものは、パク・ヘスの心からの謝罪です。
私たちは『ノーカットニュース』とのインタビュー(パク・ヘス被害者の会「連絡しても無返答…法的対応する」)を通じて、先にパク・ヘスの父親に連絡をしたと伝えたことがあります。学校暴力を虚偽事実とする所属事務所側に連絡し、証人がこんなに多いのに、一体どんな経緯で事実無根と主張しているのかと聞きました。誓って、お金の話を持ち掛けたり、合意の話を持ち出したりしたことはありません。
謝罪どころか、私たちを経済的な利益を図る人たちとして“疑う”という公式立場を出したのは、被害者に対する2次加害です。パク・ヘスの集団暴行の事実を隠すための言論プレイという疑いがかかります。起こった学校暴力が消えることはありません。多くの同級生、先輩、後輩がその証人です。
疑問を持つ状況が発見されたのであれば、このトークルームに属していない被害者だと考えられます。被害者があまりにも多いからです。無寛容、無合意は被害者も同じです。捜査機関への提出を待ちます。
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