『今、私たちの学校は…』俳優ロモンが作品をめぐる扇情性に対する考えを伝えた。
ロモンは2月10日午前、オンラインインタビューで韓国の取材陣とNetflixシリーズ『今、私たちの学校は…』について語り合った。
『今、私たちの学校は…』はゾンビウイルスが蔓延した学校に孤立し、救助を待つ学生たちが生き残るために死闘を繰り広げる物語を描いたドラマだ。原作となった同名のウェブ漫画は、連載当時から大きな人気を集めた話題作である。
劇中でロモンは、中心人物のひとりであるイ・スヒョク役を演じた。
1月28日からNetflixを通じて、全12話が公開され、Netflixグローバルランキング1位に名をあげた。韓国ドラマの中で『イカゲーム』『地獄が呼んでいる』に次いで3番目の記録となったのだ。
しかし高い評価に対し、扇情的で暴力的だという指摘も多く出ている。
1話目から放送された「いじめ」のシーンで、原作にはなかったはずの場面が刺激的に描写されたからだ。
特に、スヒョク(演者ロモン)がいじめの被害者に「いつまでそうやって生きるつもりなの?」という台詞について、被害者に対する“2次加害”だという指摘が出たこともある。このテーマについてロモンへ尋ねると「今まで考えもしなかったテーマだ」とし、戸惑った表情を見せた後「もう少し考えてから回答させてください」と慎重な姿勢を見せた。
その後、作品に対する人気やキャラクター対する熱意などついて語り、インタビューの終盤で再び同じテーマについて質問したが、またしても彼の回答を聞くことはできなった。
インタビュー終了後、本作の関係者を通じて「学校という場所なので、“校内暴力”と表現されたのだろう。実際は、韓国社会のさまざまな所でこうしたことが起きていると思う。スヒョクの台詞は、今後こうしたことはあってはならないし、起こらないことを願って発言した、そういう意図だと思ってほしい」と回答した。
(記事提供=OSEN)
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