ホン・サンス監督(63)の31番目の長編新作『旅行者の必要』(原題)が第74回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に正式招待された。
海外映画配給会社FINECUTによると、1月22日(現地時間)、ベルリン国際映画祭執行委員会はホン・サンス監督の新作『旅行者の必要』を長編コンペティション部門に正式招待すると発表した。
今年のベルリン国際映画祭は、2月15日から25日までドイツ・ベルリンで開かれる。ホン・サンス監督は『逃げた女』『イントロダクション』『小説家の映画』『水の中で』に続き、5年連続で招待を受けた。
ホン・サンス監督は『夜の浜辺でひとり』を通じて、第67回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞。同作の主演を務めたキム・ミニ(41)は、主演女優賞を受賞している。また『逃げた女』で第70回の銀熊賞・監督賞を受賞した。『イントロダクション』で第71回の銀熊賞・脚本賞を、『小説家の映画』で第72回の銀熊賞・審査委員大賞を受賞したことがある。
そんなホン・サンス監督の31番目の長編である『旅行者の必要』は、フランス女優のイザベル・ユペールと、イ・ヘヨン、クォン・ヘヒョ、チョ・ユニ、ハ・ソングクが出演する。イザベル・ユペールは『3人のアンヌ』(2012)と『クレアのカメラ』(2018)でホン・サンス監督と呼吸を合わせたことがある。
ホン・サンス監督と“不倫関係”にある恋人のキム・ミニは、今回の映画に「制作室長」として名を連ねた。妻と離婚できないホン・サンス監督とキム・ミニの関係は2017年に公表され、今年で8年目となった。
『旅行者の必要』はベルリン国際映画祭を通じてワールドプレミア公開された後、今年上半期に韓国公開される予定だ。
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