韓ドラ界に吹く“日本旋風”…日本俳優たちの進出と共演が止まらない!

2025年04月07日 話題

日本ドラマ『のだめカンタービレ』など数々のヒット作に出演してきた俳優の竹中直人が、韓国ドラマ『復讐代行人~模範タクシー~』シーズン3に出演することが決まった。

【話題】坂口健太郎が撮影現場で感じた“日韓”の違い

4月7日、韓国メディアは竹中直人が『模範タクシー』シーズン3にキャスティングされたと伝えた。

『模範タクシー』は、タクシー会社ムジゲのタクシー運転手キム・ドギ(演者イ・ジェフン)が、無念の被害者に代わって復讐する物語だ。シーズン1・2がヒットし、シーズン3の制作が決定した。竹中直人が出演するシーズン3は、日本での海外ロケも予定されており、さらなるスケールアップに注目が集まっている。

竹中直人が韓国ドラマに出演するのは、2010年のドラマ『逃亡者 PLAN B』以降15年ぶり。日本でも注目される人気シリーズとのタッグに、期待が高まっている。

韓ドラに日本俳優が出演するもの当たり前に?

近年、日本の俳優が韓国ドラマに出演する機会が増えている。

2024年には、Amazon Prime Videoで配信された韓国ドラマ『愛のあとにくるもの』に坂口健太郎と中村アンが出演。坂口健太郎はイ・セヨンとともに主演を務め、リアルな“日韓カップル”の姿を描き、話題になった。

左から坂口健太郎、中村アン、イ・セヨン、ホン・ジョンヒョン
(写真提供=OSEN)『愛のあとにくるもの』制作発表会
左から坂口健太郎、中村アン、イ・セヨン、ホン・ジョンヒョン

坂口健太郎は同年12月27日にタイ・バンコクで開催された韓国一の授賞式「2024 Asia Artist Awards (AAA)」にも参加している。

2017年に韓国の芸能事務所BHエンターテインメントと専属契約を結んだ唐田えりかも、韓国で活発な活動をしてきた女優の一人だ。

清楚な美貌と169cmという高身長が韓国で受け、2019年にはドラマ『アスダル年代記』にカリカ役で出演。放送直後には、リアルタイム検索ランキングで1位となるほど、話題となった。

しかし2020年1月、映画『寝ても覚めても』(2018)で共演した東出昌大との不倫が発覚。日本だけでなく、韓国でも批判される事態となった。それでも活動自粛を経て、2023年には『アスダル年代記』シーズン2で復帰し、磨きのかかった演技力で再び注目を集めている。

唐田えりか
(写真提供=OSEN)唐田えりか

“逆輸入スター”として名を馳せた俳優もいる。

ドラマ『冬のソナタ』や第一次K-POPブームを巻き起こした平成と呼ばれる時代に、韓国で活躍した者もいる。大谷亮平はその代表的存在だろう。

2003年に韓国「ダンキンドーナツ」のCM出演をきっかけに韓国へ進出。まったく韓国語が話せない状態から努力を重ね、『ボクヒ姉さん』『朝鮮ガンマン』など多数のドラマ・映画・CMに出演し、2014年には「韓国ドラマアワード2014」でグローバル俳優賞を受賞した。

その後は日本でも活動を始め、“逆輸入俳優”として人気を博した。

また、2005年に「ビクター・甲子園ポスター」キャンペーンのイメージキャラクターに抜擢された藤井美菜も、2012年から本格的に韓国活動を開始。ドラマ『ドラマの帝王』や『じゃがいも星』で一気に人気を集め、芸能人同士の“仮想結婚”を描くバラエティ番組『私たち結婚しました』ではFTISLANDのイ・ホンギと共に“仮想夫婦”を演じた。

藤井美菜(左)、大谷亮平
(写真提供=OSEN)藤井美菜(左)、大谷亮平

彼らに続き、イケメン俳優として知られる福士蒼汰も今年、Netflixで配信予定の韓国ドラマ『この恋、通訳できますか?』に出演し、韓国ドラマデビューを果たす予定だ。

韓国エンタメ界で活躍する日本人俳優たちの存在は、今や“特別”ではなくなりつつある。世代やジャンルを超えて広がる日韓俳優の共演は、今後ますます多くの感動と話題を生み出していくに違いない。

(文=スポーツソウル日本版編集部)

不倫発覚で大打撃…韓国活動を望む唐田えりか、需要はあるのか

【秘蔵写真】異様な盛り上がりとなった『孤独のグルメ』韓国ロケ

東方神起・ユンホ、映画『犯罪都市』日本版リメイクで福士蒼汰らと共演か

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集