韓国でも有名な女優の唐田えりかが韓国活動を本格化するという。
唐田えりかは最近、日本の『スポーツ報知』のインタビューを通じて「韓国の映画、ドラマが大好きで、韓国の俳優さんのお芝居を勉強したいと思っています。学んで吸収しながら、お芝居をもっと追求したい」と話した。
小学校の頃からBIGBANGなどK-POPに熱中し、韓国エンタメに対する憧れを持っていたという彼女。韓国語も勉強しており、今では日常会話に支障がないという。実際に現在、イ・ビョンホンらを擁する芸能事務所BHエンターテインメントに所属している。
ただ韓国において、今の彼女に需要があるかどうかは未知数だ。
そもそも韓国で唐田えりかは、少女時代の『DIVINE』のミュージックビデオにも出演するなど、知る人ぞ知る女優だった。
彼女が韓国で知名度を上げたきっかけは、2017年9月。LG電子のスマートフォンのCMに出演し、大きな話題となったのだ。
例えば韓国メディア『Insirht』は当時、「牧場でアルバイトをしていたらLGスマートフォンCMモデルにキャスティングされた」と題した記事で、「(LG電子の)CMで視聴者の視線を奪ったのは、出演している女性の美貌だ」と評価。オンライン上には「本当に清純だ」「きれいだ…整形もしていないようだし」といったコメントが並んだ。
そして同年11月に前出のBHエンターテインメントとマネジメント契約し、韓国で知名度を上げた。2019年にはドラマ『アスダル年代記』にも出演している。
「日本からやってきた清純な次世代女優」というイメージだった唐田えりかだが、2020年1月の東出昌大との不倫騒動ですべてを失った。
当時、「唐田えりか、韓日を騒然とさせた不倫」(『イルガン・スポーツ』)、「唐田えりか、9歳年上と不倫→韓日が騒然」(『ヘラルドPOP』)など、数多くの韓国メディアが騒動を報じ、韓国最大のポータルサイト「NAVER」のリアルタイム検索ワードでは「唐田えりか 不倫」が1位になったりもした。BHエンターテインメントが謝罪したほどだ。
清純そうな女優が未成年のときから不倫をしていたという、あまりにも大きなマイナス方向のギャップだった。
そのため彼女が今回、韓国での活動を熱望していることが同国でも報じられたのだが、「“未成年不倫”唐田えりか、来年から韓国活動」(『スポーツ京郷』)、「“不倫”唐田えりか、韓国活動本格化」(『OSEN』)など、やはり不祥事のイメージが先行しているのが現実だ。
実際に、今も韓国メディアは唐田えりかを紹介する際、「唐田えりかは2020年1月、東出昌大と不倫説が浮上し、論難を起こした経緯がある。東出昌大は2015年に杏と結婚し、3人の子供がいた。特に彼は唐田えりかが未成年者だった時代から不倫関係を続けてきたことが知られ、さらに議論を呼んだ」などと伝えている。
日本での活動が難しいことから本拠地を韓国に切り替えようとしている印象が否めないなかで、唐田えりかの思惑がスムーズに実現するのか注目したい。
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