「BTSに続く」と絶賛される“韓国のエド・シーラン”とは?異色の経歴にも注目

2021年10月31日 K-POP

韓国のシンガーソングライターHardyが、世界の音楽市場を虜にする準備を終えた。

Hardyは10月28日正午、各種音源サイトでデビューシングル『It's you』をリリースした。このシングルには、リード曲『It's you』と収録曲『Too Much』の2曲が収録されており、Hardyならではの深い感性に出会える。

『It's you』は、秋晴れの空と調和する甘い歌詞と叙情的なメロディーが特徴のミディアムテンポのバラード曲だ。Hardyの柔らかいボーカルと、数多くのヒット曲を作詞してきたシム・ヒョンボの歌詞が、肌寒い秋に恋に落ちたい空気感を感じさせてくれる。

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そしてHardyが作詞・作曲した『Too Much』は、別れのあとに、すべてが手に余る感情を表現したという。バラードベースのメロディーにHardyのリズム感あふれるボイスと多彩な編曲要素が加わり、既存のバラードとは一線を画した仕上がりとなっている。

(写真=TAJOYエンターテインメント)

Hardyのデビューシングルは、最近行ったグローバル記者団の事前公開を通じて熱い反応を得た。『FOX』をはじめとする北米200以上のメディアは、「BTS『パラサイト』『イカゲーム』に続く新たなK-コンテンツアーティスト」とし、Hardyが生み出す音楽の高い完成度にフォーカスを当てた。

特に米ビルボードのコラムニストStatic Diveは、「韓国のエド・シーランのようだ。期待されているアーティストだ」と評している。

このように、新人にもかかわらず、米ビルボードも注目するHardyは、アメリカの名門・イリノイ大学で広告メディアを学んだあと、韓国に帰国。その後2019年には、KEY(SHINee)の『Cold(Feat.ハンヘ)』や、CHEN(EXO)の『Amaranth』の作詞・作曲に参加し、音楽活動を開始した。

Hardyは電撃デビューに先立ち、今年初めにシティーポップテイストの『Ilrung』と『We've got all the time』をリリースし、個性あふれる音楽の色を披露している。

正式デビューを果たしたHardyは、『It's you』でより成熟した音楽センスを立証するのはもちろん、“韓国のエド・シーラン”にふさわしい優れた活躍で、世界の音楽ファンたちの心を完全に捕らえる見通しだ。

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