イ・ビョンホン&パク・チャヌク監督の最新作『仕方がない』がトロント国際映画祭で受賞!! 

2025年09月15日 映画 #韓国映画

アカデミー賞レースに挑むパク・チャヌク監督の新作『仕方がない』が、9月14日に閉幕した第50回トロント国際映画祭で国際観客賞(International People’s Choice Award)を受賞した。

今年新設されたこの賞は、カナダとアメリカを除く国際映画の中から観客投票によって最も人気の高い作品に贈られる。アカデミー賞投票を前に観客が最も好む作品を選ぶという点で大きな意味を持つ。人気投票で行われるアカデミー賞の前哨戦といえるだけに、期待が高まっている。『仕方がない』は2026年に開催されるアカデミー賞・国際長編映画部門の韓国代表作にも選ばれているためだ。

パク・チャヌク監督は「公式上映の際、観客の熱い反応を直接見て聞いていたので、受賞の知らせに驚きはなかった。観客の皆さんは望む瞬間ごとに望む反応を示してくださった。トロントの観客は世界最高の観客だった。関係者の皆さん、そしてボランティアの方々に心から感謝する」と感謝の言葉を述べた。

本作はアメリカの作家ドナルド・E・ウェストレイクが1997年に発表した小説『The Ax』(邦題『斧』)を原作とする。中産階級の男性が会社をリストラされた後、再就職のために潜在的な競争相手を殺害し始めることで展開する物語を描いたミステリー・スリラーだ。

俳優イ・ビョンホン、女優ソン・イェジンなど実力派俳優たちの共演、ドラマチックな展開、美しいミザンセーヌ、堅実な演出、さらにブラックコメディの要素まで加わったパク・チャヌク監督の新作『仕方がない』は、韓国では9月24日、日本では来春3月に公開される予定だ。

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