人気映画007シリーズの『007慰めの報酬』でボンドガールを務めるウクライナ出身のハリウッド俳優オルガ・キュリレンコが、新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことによって、韓国人俳優ユ・ヨンソクと共演しているフランス合作映画の撮影にも支障をきたすことになった。
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オルガ・キュリレンコは3月16日、自身のSNSを通じて新型コロナウイルスの陽性確定判定を受けたと明らかにした。キュリレンコは自宅に隔離され、ほとんど1週間を過ごしたという。発熱と倦怠感を主に訴えている。
オルガ・キュリレンコは『007 慰めの報酬』でボンドガールのカミール役でその名を世界に知らせた。最近では『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』『ザ・ルーム』などに出演した。
彼女が新しく参加する予定だった作品は、フランス出身のドゥニ・デルクール監督がメガホンを取る映画で、今年4月には韓国で撮影を始める予定だっただけに、無事にクランクインするかどうかも不透明になった。
これに対し、同作で共演予定だった俳優ユ・ヨンソクの所属事務所キングコング by スターシップ側は「現在、事態を把握中だ」と伝えた。
一方、新型コロナウイルスの恐怖がアメリカ全域に急速に広がり、ハリウッド・スターのトム・ハンクスに続き、オルガ・キュリレンコと2人目の陽性確定者が出たことで、不安はさらに高まっている。
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