Kリーグで1カ月間、最も目立った戦術と戦略を分析した月刊テクニカルレポート「月刊TSG」の2024年4月号が発刊された。
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「月刊TSG」は韓国プロサッカー連盟(以下、連盟)が発刊するKリーグの戦術及びデータ分析コンテンツで、2022年10月の創刊以後、毎月発刊されている。
制作には連盟技術委員会傘下の技術研究グループ(TSG)が参加し、深みのある内容と専門性が保障されている。
今回の「月刊TSG」4月号では、3月のKリーグ1・2部の順位と主要試合のデータなどを振り返り、月間ベストチーム、ベストプレーヤー、ベストマッチを選定した。
ベストチームにはパク・テハ新監督が率いる浦項(ポハン)スティーラーズが選定された。
浦項は監督交代、主力移籍など多くの変化があったにもかかわらず、3月の4試合で3勝1敗を記録し、4月16日現在もKリーグ1第7節終了時点で首位に位置している。
「月刊TSG」では、浦項の安定した守備戦術と非対称性を通じて、攻守のバランスを確保するゲームコントロールについて深層分析している。
ベストプレーヤーは、今季Kリーグ1で最も優れたパフォーマンスを披露している蔚山(ウルサン)HD FCのイ・ドンギョンが挙げられた。
イ・ドンギョンは3月の4試合で4ゴール2アシストを記録し、同月時点でKリーグ1全選手において最多のスコアポイント(ゴール+アシスト)を積み上げ、3月の「今月の選手賞」(月刊MVP)候補にも名を連ねている。明日(17日)行われる横浜F・マリノスとのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦でも、イ・ドンギョンの活躍が期待されている。
ベストマッチは、3月10日に光州(クァンジュ)サッカー専用球場で行われたKリーグ1第2節の光州FC対江原(カンウォン)FC戦が紹介された。
試合は江原が前半1分に先制するも、光州が後半だけで4得点を挙げ、4-2の逆転勝利を収めた。
「月刊TSG」では、光州の後方からのビルドアップを封鎖した江原の前線プレス、江原の対策を鎮圧した光州の戦術変化など、両監督による熾烈な知略争いを分析した。
このほかにも、「月刊TSG」4月号では1カ月間のリーグの版図を一目でわかるよう整理した「月刊データ」及び「月刊オーバービュー」、さらには今季Kリーグ2の新外国籍選手のプレースタイルを取り扱った「TSGトピック」など、ファンが興味を持つ内容を収録している。
「月刊TSG」4月号はウェブマガジン(PDF)の形で、Kリーグ公式ホームページに掲載されており、誰でも無料でダウンロードすることができる。
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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