元ガンバ大阪、柏レイソルのパク・ドンヒョクが監督として大台到達!Kリーグ通算200試合指揮を達成

現役時代にガンバ大阪、柏レイソルでもプレーした元韓国代表センターバックのパク・ドンヒョク(44)が、監督として大記録を達成した。

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韓国Kリーグ2(2部)の忠南牙山(チュンナム・アサン)FCを率いるパク・ドンヒョク監督は、8月26日にアウェイの金泉(キムチョン)総合運動場で行われた金泉尚武(サンム)とのKリーグ2第28節で通算200試合目の指揮を達成した。

かつて柏時代には2010年のJ2リーグ優勝、2011年のJ1リーグ優勝も経験したパク・ドンヒョク監督。2014年限りで引退し、2017年から忠南牙山の前身で義務警察チームだった牙山ムグンファのコーチに就任して以降、チームとの縁を深めてきた。

翌2018年にはKリーグ最年少となる39歳で監督に就任すると、チームをKリーグ2優勝にけん引。自身も最優秀監督賞を受賞するなど、監督初挑戦ながらその指導力を高く評価された。

その後、2020年より地方自治体運営の市民クラブに生まれ変わった忠南牙山の初代監督として引き続き指揮を執ると、2022年シーズンのKリーグ2ではチームを11チーム中6位にまで引き上げるなど、創設3年目にして昇格プレーオフも狙えるチーム力を構築した。

なお、今季Kリーグでは25試合消化時点で8勝6分11敗の勝ち点30とし、13チーム中10位に位置している。前身の牙山ムグンファ時代含め、パク・ドンヒョク監督の忠南牙山での通算成績は70勝51分79敗だ。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)パク・ドンヒョク監督

忠南牙山の歴史とともに指導者キャリアを歩み続けるパク・ドンヒョク監督は、今年で監督6年目を迎えた。FCソウルのキム・ジンギュ監督代行を除けば、正式な監督として現在もKリーグ最年少監督の肩書きを背負っている。

パク・ドンヒョク監督の最大の長所は「兄貴分的リーダーシップ」だ。ほかの監督たちと比べて選手たちとの年齢が近いこともあり、自然なコミュニケーションを通じてチームを一つにまとめ上げている。

このような長所は、ベテランと若手の融合による強固な守備の組織力を基盤に、スピーディな攻撃でゴールに迫る「忠南牙山式サッカー」を築き上げる原動力となっている。

何より、パク・ドンヒョク監督には「選手を見る目」がある。

現在、Kリーグ1(1部)の大田(テジョン)ハナシチズンでプレーするFWキム・インギュン(25)とFWユ・ガンヒョン(27)がその代表例だ。2人は忠南牙山時代にチームの主力として活躍し、キム・インギュンは2021年シーズンのKリーグ2ヤングプレーヤー賞、ユ・ガンヒョンは2022年シーズンのKリーグ2得点王に輝いている。

パク・ドンヒョク監督は200試合指揮達成に際し、クラブを通じて次のようなコメントを伝えた。

「牙山で過ごしてきた時間が走馬灯のように通り過ぎていく。喜怒哀楽をともにした時間なだけに、なおさら大切だ。常に現在の地位に安住せず、継続的に発展できる指導者になる。応援し、支持してくださったすべての方々に本当に感謝を伝えたいし、良い結果で恩返しをしたい。会場で多くの声援をお願いしたい」

なお、忠南牙山は本日(29日)19時よりホームの李舜臣(イ・スンシン)総合運動場で行われる慶南(キョンナム)FCとのKリーグ2第29節で、パク・ドンヒョク監督の200試合指揮達成の授賞式を行う予定だ。

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