元Jリーガー洪明甫監督、蔚山と26年まで契約延長!今季リーグ戦首位独走、2位と勝ち点12差

韓国Kリーグ1(1部)の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)は8月2日、ホン・ミョンボ監督と2026年まで3年間の契約延長に合意したことを発表した。

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クラブ公式SNSなどを通じて契約延長を発表した蔚山は、「クラブ史上初のリーグ2連覇とシーズン早期優勝を目指す蔚山にとって、シーズン中のホン監督との契約延長のニュースは後半戦の新たなモチベーションになるだろう」と期待した。

ホン監督は現役時代、ベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)や柏レイソルで活躍。2002年日韓W杯ではキャプテンとして韓国代表をベスト4に導き、自身もブロンズボールを受賞した。

引退後は韓国代表アシスタントコーチを経て世代別代表の監督を歴任。2009年U-20W杯ではU-20韓国代表をベスト8、2012年ロンドン五輪ではU-23韓国代表を銅メダルに導いた。

2014年ブラジルW杯ではA代表を率いてグループステージ敗退に終わったが、2016~2017年に中国の杭州緑城を率いた後、2017~2020年は韓国サッカー協会(KFA)の専務理事を務めた。

そして、2021年シーズンから蔚山の新監督に就任し、3年6カ月ぶりに指導者の現場に復帰した。

ホン監督は卓越したリーダーシップを発揮し、チームの体質改善で最前線に立った。

MFイ・チョンヨン(35)やFWパク・チュヨン(38)など代表監督時代に指導したベテラン選手を中心に、スター選手が揃うチーム内の秩序を正し、“ワンチーム”の文化を植え付けることに成功した。

これにより、蔚山は昨シーズン、“準優勝ジンクス”を破って17年ぶり3回目のKリーグ制覇を達成した。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)昨季Kリーグで優勝した蔚山現代

蔚山は「ホン監督は就任初年度、“ALL FOR ONE, ONE FOR ALL”というスローガンで一つになったチーム、チームに対するロイヤリティと献身を強調し、個人の特性を活かす部分的な戦術とチームマネジメントを披露してきた」とし、「その結果、ライバル対決やダービーマッチでのジンクス打破、若手選手の目覚ましい成長を引き出すなど、今後の旅程に対するファンの期待感を増幅させることができた」と評価した。

ホン監督とチームに携わるすべての構成員によって固めてきた蔚山の“勝者のメンタリティ”は、シーズンを重ねるごとに進化している。

昨シーズン、蔚山は逆転勝利による勝ち点3獲得を9回経験した。ホームで4勝、アウェイで5勝という内訳だ。今季もリーグ戦第24節までにホームとアウェイそれぞれ2回ずつ、計4回の逆転勝利を記録している。

昨季の優勝の勢いを得て、今季も圧倒的なパフォーマンスを見せつけている蔚山は、第24節終了時点で18勝2分4敗の勝ち点56とし、2位の浦項(ポハン)スティーラーズ(勝ち点44)と12ポイント差を離している。

ホン監督は「これまで過ぎた時間がチームを把握し作り上げていく時間だったとすれば、今後は蔚山がKリーグを代表する“リーディングクラブ”になるよう努力するだろう。何より、ファンは私と我々の選手がさらに一歩進むための力であり、原動力となる存在だ。蔚山を愛し、応援してくださる皆様のために最善を尽くすことを約束する」と伝えた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ホン・ミョンボ監督

蔚山は1983年のクラブ創設後、Kリーグ優勝3回(1996年、2005年、2022年)、FAカップ優勝1回(2017年)、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝2回(2012年、2020年)という結果を出している。

蔚山は「選手全員、すべてのファンの方々が自信に満ちた状態でKリーグとACLを圧倒する優勝王朝、ユース選手育成とファンフレンドリーの名家として超格差を作り出すという目標で未来を準備している。ホン監督がこれまで築いてきた指導者としての能力と眼目、サッカー人としてのノウハウを、蔚山の進化にプラスしてくれることを期待している」と強調した。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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