アトレティコ・マドリードと親善試合を戦うチームKリーグ(Kリーグ選抜)のメンバー22人が確定した。
韓国プロサッカー連盟は7月19日、来る27日にソウルワールドカップ競技場で行われるアトレティコ・マドリードとの「Coupang Playシリーズ」第1戦に出場するチームKリーグの「ピックイレブン」に選ばれた11人を発表した。
チームKリーグはファン投票で選ばれた「ファンイレブン」11人と、チームKリーグを率いるホン・ミョンボ監督(蔚山現代監督)とチェ・ウォングォン・コーチ(大邱FC監督)が選出した「ピックイレブン」11人の計22人で構成される。
各ポジションで最多得票を得た11人による「ファンイレブン」のメンバーを基に、ホン監督とチェ・コーチがポジションやチーム別の配分を考慮して「ピックイレブン」を選抜した。
「ピックイレブン」は、今季Kリーグでポジションごとにトップクラスのパフォーマンスを披露する韓国人選手と外国人選手で構成された。
FW部門は仁川(インチョン)ユナイテッドのジェルソ・フェルナンデス、浦項(ポハン)スティーラーズのゼカ、済州(チェジュ)ユナイテッドのヘイスの3人が名を連ねた。彼らはいずれも、今季所属するチームで攻撃の中核として活躍している。
MF部門は「ラップもするサッカー選手」で知られる光州(クァンジュ)FCのイ・スンミンのほか、FCソウルのパロチェビッチ、そして過去に湘南ベルマーレや柏レイソルにも在籍した江原(カンウォン)FCのハン・グギョンが選ばれた。
DF部門では、浦項のグラント、水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスのイ・キジェ、光州のティモ、大邱(テグ)FCのファン・ジェウォンが名を連ねた。
元清水エスパルスのイ・キジェは「ファンイレブン」投票で4位とわずか536票差の5位に終わり、惜しくも脱落したが、ホン監督の選択を受けてチームKリーグに合流することになった。
また、今季Kリーグ1のヤングプレーヤー賞候補に挙げられる若手のファン・ジェウォンも選出された。
GKは蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)のチョ・ヒョヌが選ばれた。
現役韓国代表としても活躍中のチョ・ヒョヌは、現在まで今季全試合の全時間に出場しており、蔚山のKリーグ1首位独走に大きく貢献している。
「ファンイレブン」と「ピックイレブン」の計22人でメンバー構成を終えたチームKリーグは、試合前日の26日に全選手が招集される。
そして、同日18時からソウルワールドカップ競技場各所で行われるファンサイン会、一日飲料サービス、サッカークリニックなどを通じてファンと交流する予定だ。
チームKリーグ選出メンバー22人は以下の通り。
◇
―FW
ナ・サンホ(FCソウル)
イ・スンウ(水原FC)
ジェルソ・フェルナンデス(仁川ユナイテッド)
ゼカ(浦項スティーラーズ)
チュ・ミンギュ(蔚山現代)
ヘイス(済州ユナイテッド)
―MF
セシーニャ(大邱FC)
ペ・ジュンホ(大田ハナシチズン)
ペク・スンホ(全北現代モータース)
イ・スンミン(光州FC)
アレキサンダー・パロチェビッチ(FCソウル)
ハン・グギョン(江原FC)
―DF
アレックス・グラント(浦項スティーラーズ)
キム・ヨングォン(蔚山現代)
ソル・ヨンウ(蔚山現代)
アントン・クリボチュク(大田ハナシチズン)
イ・キジェ(水原三星ブルーウィングス)
チョン・テウク(全北現代モータース)
ティモ・レツヘルト(光州FC)
ファン・ジェウォン(大邱FC)
―GK
イ・チャングン(大田ハナシチズン)
チョ・ヒョヌ(蔚山現代)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
前へ
次へ