韓国プロ野球のロッテ・ジャイアンツが日本でもプレーした投手を獲得した。
ロッテ・ジャイアンツは7月18日、ウェーバー公示によって退団が決まった投手ダン・ストレイリー(34)に代わって、2022年に阪神タイガースでプレーしていた投手アーロン・ウィルカーソン(34)を獲得した。
ロッテ・ジャイアンツはウィルカーソンと総額35万ドル(年俸25万ドル+インセンティブ10万ドル)で契約。ウィルカーソンは身長188cm、体重104kgを誇る右腕で、2013年にカンバーランド大学から独立リーグのフォートワース・キャッツに入団し、プロデビューを果たした。
メジャーでは通算14試合に出場し、マイナーでは通算158試合58勝31敗、783.2イニング、防御率3.42を記録。また、阪神タイガース時代は14試合5勝5敗、70.2イニング、防御率4.08の成績を残した。2022年12月に阪神を離れて以降は、メキシカンリーグのユカタン・ライオンズでプレーしていた。
ロッテ・ジャイアンツはウィルカーソンを、ストレートと変化球の制球力が強みで、NPBでの経験を通じて得たアジア野球への適応力を高く評価しているという。
ウィルカーソンは今回の入団について「KBOリーグで新たな挑戦ができる機会を与えてくれた球団に感謝する。リーグ最高の人気球団であるロッテ・ジャイアンツの一員になれて、とても誇らしく嬉しい。日本プロリーグの経験を通じてアジア文化にもよく適応したため、韓国プロ野球での選手生活も期待している。チームの優勝に貢献するため、多くの試合に勝てるようにしたい」と感想を述べた。
ウィルカーソンは7月19日に韓国入りし、必要な行政手続きとコンディション調整を経たあと、登板日が決まる予定だ。
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