日本に惨敗した“WBCトラウマ”払拭?韓国プロ野球が観客100万人突破、コロナ禍以前に匹敵の勢い

2023年シーズンの韓国プロ野球KBOリーグが、開幕101試合目で観客数100万人を突破した。

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今年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で惨敗した影響も懸念されたが、コロナ禍以前の動員水準に回復しつつある。

韓国野球委員会(KBO)は4月27日、「2023年シーズンのKBOリーグが、26日までに100万1393人の観客入場者数を記録した。開幕101試合目で観客100万人を突破した」と伝えた。

開幕シリーズでは2日連続満員の球場も

“史上最大級”とまでは行かないが、心配していたのと比べると良いペースだ。

韓国プロ野球は今季開幕前、あらゆる悪材料が発生したことで、興行に赤信号が灯るという評価が非常に多かった。

それでも、国内最高の人気スポーツらしく、球場を訪れる観客は依然として多い。開幕戦から多くのファンが球場に足を運んでいる。“野球に飢えたファン”が多かったという意味だ。

4月1日の開幕戦は試合が行われた5球場すべてで完売を記録し、観客数10万5450人を記録した。2日目は9万1495人と、開幕シリーズ2連戦だけで19万6945人だ。特に仁川(インチョン)SSGランダースフィールド、蚕室(チャムシル)球場は2日連続で満員を記録した。

開幕シリーズ以降も、着実にファンが球場を訪れている。101試合の平均観客数は9915人で、ほぼ1万人に達する。

コロナ禍以前の2019年シーズンにおける100試合経過時点では、総観客数111万1683人、平均観客数1万1117人だった。まだ当時には及ばないが、それでも多い数字と言えるだろう。

2019年シーズンは「1日5試合開催」システムとなって以降、史上最短期間で観客100万人を突破したシーズンだ。90試合目で100万人を突破した。2018年シーズンは92試合、2017年シーズンは95試合、2016年シーズンは91試合で100万人を突破。2015年シーズンは103試合を要した。

この数年間はコロナによって多くの状況が変わっただけに、2019年シーズンと直接比較することは無理がある。それでも、当時の記録に迫ったというのは悪くない話だ。開幕から1カ月も経過していない時点で100万人が現地観戦したという事実が好ましい。

2023年WBCでの韓国代表

球団別に見れば、LGツインズが15万8159人で1位、SSGランダースが13万2230人で2位、サムスン・ライオンズが12万1548人で3位だ。この3球団が観客数10万人を超えている。

以下、斗山(トゥサン)ベアーズが9万9064人、KIAタイガースが9万4555人、キウム・ヒーローズが9万218人。ロッテ・ジャイアンツが8万4908人、KTウィズが7万42人、NCダイノスが7万3042人、ハンファ・イーグルスが6万9627人としている。

ちなみに、日本プロ野球は4月26日時点でセパ合わせて121試合が行われ、合計328万1448人の観客が来場。1試合平均観客数は2万7119人としている。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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