日本プロ野球の平均年俸が過去最高額を更新したことに韓国メディアが驚きを隠せない様子だ。
『OSEN』は4月25日、「“WBC優勝するに値する”プロ野球平均年俸が史上最高値を更新、KBOリーグの3倍以上」と題し、NPBの平均年俸に言及した。
前日の24日、日本プロ野球選手会が発表した2023年度の年俸調査結果(オプションを除く)によると、セパ12球団の支配下登録選手714人(外国人選手を除く)の年俸総額は319億128万円、平均年俸は4468万円で、いずれも過去最高を更新したことがわかった。
今年3月に開催された2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で侍ジャパンが優勝し、興行面に火がついた日本プロ野球。今季は吉田正尚(29、ボストン・レッドソックス)や千賀滉大(30、ニューヨーク・メッツ)などトップクラスの選手が米メジャーリーグ(MLB)に進出するなどしたが、選手たちの年俸は着実に上昇している模様だ。
球団別平均年俸では、読売ジャイアンツが6807万円で4年ぶりにトップを記録。4238万円で最下位の北海道日本ハムファイターズちは2569万円もの差があった。2年連続セ・リーグ優勝を達成した東京ヤクルトスワローズは4797万円で、昨年に続き今年も球団史上最高額を更新した。
契約更改に対する満足度では、「満足」「大きく満足」と答えた比率は阪神タイガースが60%で最も高く、福岡ソフトバンクホークス(56.79%)、千葉ロッテマリーンズ(56.6%)が後に続いた。最下位は東北楽天ゴールデンイーグルスで24.19%だったが、初めて20%を超えた。
一方、韓国野球委員会(KBO)は去る3月7日、新人選手と外国人選手を除く全10球団の所属選手506人の平均年俸が「1億4648万ウォン(日本円=約1464万8000円)」と集計されたことを発表した。史上最高額を記録した昨年(1億5259万ウォン=約1525万9000万円)と比較すると4%も減少した金額だ。
今回の日本の調査結果で、NPBとKBOの間に約3倍もの差があることがわかった。
KBOの球団別平均年俸ではSSGランダースが1憶7559億ウォン(約1756万円)で1位。以下、サムスン・ライオンズが1億6341万ウォン(約1634万1000円)、斗山(トゥサン)ベアーズが1億6215万ウォン(約1621万5000円)、KTウィズが1億5700万ウォン(約1570万円)、LGツインズが1億4616万ウォン(約1461万6000円)と続いた。
(記事提供=OSEN)
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