マジョルカCEOの先制的な「イ・ガンイン死守」発言は無理があったのだろうか。
2021年夏にバレンシアから韓国代表MFイ・ガンイン(21)を獲得するにあたり、主導的に交渉に乗り出したマジョルカのアルフォンソ・ディアスCEOは今月上旬、本拠地ビジット・マジョルカ・エスタディで本紙『スポーツソウル』の単独インタビューに応じた。
その際、冬の移籍市場で注目株に浮上したイ・ガンインに対する欧州主要クラブからのオファー報道について、「すべてデマに過ぎない」と断言した。
スペインメディアが言及したイ・ガンインのバイアウト(最小移籍金)1700万ユーロ(日本円=約24億円)については明言を避けたが、「イ・ガンインは我々の中心選手であり、本人もよく知っている。目標の(1部)残留のために絶対に必要な選手だ。彼もここで幸せだと何度も言っていた。今はクラブ、選手ともにハッピーだ」とし、冬の“移籍不可能”を公に宣言していた。