第36節のベストマッチは、11日に仁川(インチョン)サッカー専用競技場で行われた仁川ユナイテッド対済州(チェジュ)ユナイテッドだ。
試合は仁川がMFイ・ドンス(28)、FWキム・ミンソク(20)、FWホン・シフ(21)のゴールで大きくリードし、済州も後半14分にFWソ・ジンス(21)が挽回のゴールを決めるも、最終的に仁川が3-1で勝利した。
この勝利で5試合連続未勝利の不振を抜け出した仁川は、第36節のベストチームに選ばれた。
なお、第36節のベストイレブンには、仁川から元ガンバ大阪、FC東京、名古屋グランパスのDFオ・ジェソク(32)が選ばれた。
オ・ジェソクはこの試合に3-4-3の右ウィングバックで先発出場。1点リードの後半5分にキム・ミンソクのゴールをアシストする絶妙なクロスを披露するなど、チームの勝利に貢献した。自身は後半27分、元柏レイソルのDFキム・チャンス(37)との交代でピッチを後にした。
仁川は第36節の勝利で勝ち点を53に伸ばし、済州を抜いて4位に浮上。来季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ出場圏内の3位に位置する浦項(ポハン)スティーラース(勝ち点56)に3ポイント差まで迫り、クラブ史上初のACL出場に大きく前進した。
仁川は来る16日に行われる第37節で、3位・浦項との直接対決を繰り広げる。
以下、Kリーグ1第36節のベストイレブン。
◇
FW:セシーニャ(大邱FC)、ラルス・フェルトワイク(水原FC)、ホン・シフ(仁川ユナイテッド)
MF:イ・ヨンジェ(金泉尚武)、イ・ドンス(仁川ユナイテッド)、キム・ゴヌン(水原FC)
DF:ホン・チョル(大邱FC)、ホン・ジョンウン(大邱FC)、ク・ジャリョン(全北現代モータース)、オ・ジェソク(仁川ユナイテッド)
GK:パク・ベジョン(水原FC)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
■【注目】オ・ジェソク激白…「名古屋移籍」と「韓国復帰」の裏側