ゴ・ドンミンは13日、ホームの昌原(チャンウォン)サッカーセンターで行われた金浦(キムポ)FC戦に出場した。
試合では前半24分、FWソン・ソギョン(24)のミドルシュートを間一髪セーブして失点の危機を防ぐ。
26分にMFパク・ミンソ(22)のゴールで慶南FCが先制して以降は、32分にもソン・ソギョンにシュートを打たれたが、こちらは正面でキャッチ。後半にも相手に決定機を作られたが、ゴ・ドンミンを中心に守備陣が無失点に抑え、慶南FCが1-0で勝利した。
今季開幕前に松本山雅からレンタル移籍で慶南FC加入した後、7月に完全移籍に切り替わったゴ・ドンミン。今節以前までにリーグ戦9試合に出場し、すべての試合で失点を許していたが、10試合目の出場となった今回の金浦FC戦で今季自身初のクリーンシート(無失点試合)を達成した。
これらの活躍が評価され、自身のキャリア初となるKリーグ2ラウンドベストイレブンに選出された。
なお、Kリーグ2第39節MVPには全南(チョンナム)ドラゴンズのブラジル人FWジョナタン・バロテッリ(33)が選ばれた。
バロテッリは9月14日、安山(アンサン)ワースタジアムで行われた安山グリナース対全南の試合で2ゴール2アシストを記録し、全南の7-1の大勝に貢献した。
この日の試合で、全南はFWパク・インヒョク(26)やバロテッリなどの複数得点を含め、MFキム・ヒョンウク(27)やMFイ・フグォン(31)、FWイム・チャンウル(28)らが連続で得点を決め、一挙7ゴールをマークした。安山はDFチャン・ユソプ(26)が挽回の1点を返したものの、結果は7-1で全南の勝利だった。
計8ゴールが飛び交った両チームの試合は第39節のベストマッチに選ばれ、今季Kリーグの一試合における最多得点記録を打ち立てた全南は第39節のベストチームに選ばれた。全南はこの日の勝利で直近20試合勝ちなしの不振から抜け出した。
以下、Kリーグ2第39節のベストイレブン。
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FW:ジョナタン・バロテッリ(全南ドラゴンズ)、パク・インヒョク(全南ドラゴンズ)、サンドロ(光州FC)
MF:キム・インソン(ソウルイーランドFC)、イ・スンミン(光州FC)、イ・フグォン(全南ドラゴンズ)、ファン・テヒョン(ソウルイーランドFC)
DF:キム・ミョンジュン(慶南FC)、イ・インジェ(ソウルイーランドFC)、チョ・ユミン(大田ハナシチズン)
GK:ゴ・ドンミン(慶南FC)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)