キム・ジンスは14日、ホームの全州(チョンジュ)ワールドカップ競技場で行われた城南(ソンナム)FC戦に左サイドバックで先発出場。
前半27分、MFキム・ボギョン(32)のパスを受けて左サイドからクロスを上げ、ガンビア代表MFモドゥ・バーロウ(29)のヘディングゴールにつながるアシストを記録した。
このゴールが決勝点となり、全北現代は最終的に1-0で勝利。前節の大邱(テグ)FC戦(5-0で勝利)に続き2連勝を飾り、首位・蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)との勝ち点差を5ポイントにまで縮めた。
また、キム・ジンスとしては今季3度目のベストイレブン選出となった。
なお、第32節のMVPには水原(スウォン)FCのFWイ・スンウ(24)が選ばれた。
イ・スンウは13日、水原総合運動場で行われた金泉尚武(キムチョン・サンム)戦で2ゴールを記録し、水原FCを2-1の勝利に導いた。
イ・スンウは前半21分、相手DFがクリアミスしたボールをペナルティエリア内でトラップすると、2人のDFをものともせず右足でゴールネットを揺らした。
さらには後半アディショナルタイム、南アフリカ人FWラルス・フェルトワイク(31)がペナルティエリア左側から頭で落としたボールをゴールに背を向けながらトラップし、最後は振り向きざまに身体をひねらせてシュートを突き刺し、自身2点目を記録した。
この日は前半21分にイ・スンウのゴールで水原FCが先制したが、同40分に金泉尚武がFWキム・ジヒョン(26)のゴールで同点に追いつく。両者は激しい攻撃を繰り広げていたが、試合終了間際の後半アディショナルタイムに水原FCの劇的な勝ち越し弾が生まれ、水原FCが勝利を収めた。
熾烈な攻防戦が繰り広げられたこの日の試合は、第32節のベストマッチに選ばれた。また、勝利した水原FCは第3節のベストチームに選ばれた。
以下、Kリーグ1第32節のベストイレブン。
◇
FW:チョ・ヨンウク(FCソウル)、ラルス・フェルトワイク(水原FC)
MF:モドゥ・バーロウ(全北現代モータース)、キム・ゴヌン(水原FC)、シン・ジンホ(浦項スティーラース)、イ・スンウ(水原FC)
DF:キム・ジンス(全北現代モータース)、アレックス・グラント(浦項スティーラース)、オスマル(FCソウル)、イ・ヨン(水原FC)
GK:カン・ヒョンム(浦項スティーラース)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)