もはやソン・フンミンの“ワンマンチーム”?「3失点3連敗」のトッテナムは次戦が正念場か

もはや韓国代表FWソン・フンミン(29)の“ワンマンチーム”ともなっているトッテナムは、週末のリーグ戦で巻き返しを図ることができるのだろうか。

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ヌーノ・エスピリト・サント監督率いるトッテナムは来る10月3日(日本時間)、ホームのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われるプレミアリーグ第7節でアストン・ウィと対戦する。

トッテナムは創設初となる“3失点3連敗”の不振に陥っている。

特に去る9月27日の第6節では、アーセナルとの“ノース・ロンドン・ダービー”で前半だけで3ゴールを許し、プライドを大きく傷つけられた。後半にソン・フンミンの挽回ゴールで無得点を免れたのがせめてもの救いだった。

低調な戦いぶりから、主力への批判とともにサント監督の指導力にも疑問符が付けられている。また、トッテナム生え抜きで象徴的選手のイングランド代表FWハリー・ケイン(28)の不振が深刻だ。

過去3度のプレミアリーグ得点王に輝いているケインは今季リーグ戦で未だ無得点だ。マンチェスター・シティへの移籍を進めていた今夏はチーム練習をボイコットするなど、クラブと対立したケインは、最終的にトッテナム残留を宣言したものの、正常にコンディションを整えられなかった影響が如実に表れている。

トッテナムSNSにはケインに対し「そんなプレーなら出ていけ」などといった非難の声が挙がっている。また、「ソン・フンミンにキャプテンマークを渡すべきだ」との声も出ている。

対照的なソン・フンミンとケイン

昨シーズンまでトッテナムの攻撃をけん引したケインとソン・フンミンは、お互い180度違う歩みを進めた。

ソン・フンミンは今季開幕前にトッテナムと2024年まで契約を延長した。改めてトッテナムに忠誠を誓ったエースは、シーズン序盤から圧巻の活躍を見せている。現在までチームがリーグ戦で記録した4ゴール中、3ゴールをソン・フンミンが決めているのだ。

リーグ戦序盤の6試合中5試合に出場したソン・フンミンは、3ゴールを決めるまでに14本のシュートを放ち、うち半分の7本を枠内に飛ばすなど、高い集中力を見せている。

ソン・フンミンは2020-2021シーズンにプレミアリーグでの自身最多得点(17ゴール)を記録した際も、計68本のシュート(うち枠内36本)で成し遂げていた。昨季の好調ぶりを今季も維持しているという意味だ。

チーム全体で不安定さが目立つ守備面でも献身さが見える。ソン・フンミンは現在まで相手のシュートを4回ブロックしたが、これはチーム全体のブロック数13回の30%にあたる数字だ。攻守でベストを尽くすソン・フンミンの姿を見て、ファンが拍手を送るのも当然と言える。

(写真提供=AFP/アフロ)ソン・フンミン

ただ、ケインの不振とともにチーム内の不和説が登場したことにはソン・フンミンも笑えない。最近ではトッテナムの不調を受け、選手がサント監督の戦術と試合中の指示に不満を抱いているという噂が出回った。

サント監督はこれについて、9月30日の記者会見で「(自身の指示に)一部選手が不満を感じたことは事実だ。ただ、結果が良くないときに優先すべきことは自ら分析することだ」と述べた。そして、再び試合で勝つことができれば内部の雰囲気も変わると確信した。

それだけに、今度のアストン・ヴィラ戦の結果はさらに重要だ。仮にも4連敗に陥ることがあれば、トッテナムがコーチ陣や選手に最初のメスを入れることも避けられないだろう。

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