「ユベントス?関心はありがたいけど…」韓国代表DFキム・ミンジェが欧州進出説に言及【一問一答】

「ユベントス?関心はありがたいけど…」

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韓国代表DFキム・ミンジェ(24)は今シーズン、負傷の影響もあって現在所属する北京国安でリーグ戦2試合の出場にとどまっている。

しかし、6月5日に行われた2022年カタールW杯アジア2次予選のトルクメニスタン戦でセンターバックとして先発出場すると、優れた活躍を披露した。

キム・ミンジェはトルクメニスタンのカウンターを完璧にシャットアウト。DFキム・ヨングォン(31、ガンバ大阪)やMFチョン・ウヨン(31、アル・サッド)らの攻め上がりを支えた。彼の活躍もあり、試合も5-0の大勝に成功した。

6月7日にオンライン記者会見に出席したキム・ミンジェは「コンディションは100%ではなく、70~80%程度だ。体をもっと引き上げなければならない」と、まだ本調子ではないことを明かした。

キム・ミンジェは昨夏にトッテナム移籍説が取りざたされると、つい最近にはユベントスからのラブコールも伝えられた。

周囲で期待が高まる欧州進出の噂に、キム・ミンジェ本人は「トッテナムとの移籍交渉時はだいぶ痩せた。それほど当時は苦労したんだ」とし、「欧州に行きたい気持ちは変わらない。すべての選手がビッグリーグでプレーしたいはずだ。冷静に判断してチームを決めるべきだはないかと思う。ユベントスが関心を持ってくれたことはありがたいが、自分はまだ(実力が)足りないと思う。ここまでしか申し上げられない」と言うにとどめた。

(写真提供=韓国サッカー協会)キム・ミンジェ(左)

東京五輪出場にも意欲

以下、キム・ミンジェとの一問一答。

―FWソン・ミンギュ(21、浦項スティーラース)やFWチョン・サンビン(19、水原三星ブルーウィングス)など、初招集の選手はどうか。

ミンギュとサンビンの映像を観たけど、とても上手いと思った。代表チームに来てからも、自分たちが持っている能力をよく発揮してくれている。実際に見てみると新鮮だ。一緒にスタジアムでプレーしてみたい気持ちが大きくなった。

―最近まで所属チームでプレーできずにいたが、今のコンディションはどうか。

コンディションは100%ではなく、70~80%程度だと思う。体をもっと引き上げなければならないようだ。

―昨夏にはトッテナム移籍説があり、最近ではユベントスへの移籍説が浮上したが。

前の話だが、トッテナムと(移籍交渉を)進めたときはだいぶ痩せた。あのときは大変だったよ。欧州に行きたい気持ちは変わらない。すべての選手がビッグリーグでプレーしたがっているのは事実だ。冷静に判断してチームを決めるべきではないかと思う。ユベントスが関心を持ってくれたことは感謝しているが、まだ(実力が)足りないと思う。ここまでしか申し上げられない。

―ファンの前で久しぶりに試合をした。

ファンとコミュニケーションできる機会があることは嬉しいし楽しい。トレーニングをすることさえ幸せだ。ファンの前でプレーできて良かった。

―センターバックのパートナー、キム・ヨングォンとの連携はどうか。

ヨングォン兄さんはよく話をしてくれるし、後輩の話もしっかり聞いてくれるから気楽に話しやすい。周りの兄さんたちもよく手伝ってくれる。ヨングォン兄さんとは息が合う。

―(東京五輪に出場するU-24韓国代表の)オーバーエイジ候補に挙げられているが。

当然、オリンピックは大きな舞台であり、国から呼ばれることはとても光栄に思う。出場できればありがたくプレーしたい。ポジティブに考えている。

―トルクメニスタン戦の活躍が好評だが。

ヨングォン兄さん、ウヨン兄さんとピッチ内で話していたことが100%実現した。DFは1人でこなすには難しいポジションだ。全員で一緒に防げたのではないか。

―キム・ヨングォンがトルクメニスタン戦でゴールを決めた。

DFがゴールを入れると試合がスムーズに進むことがある。セットピースでは集中しなければならず、ある程度は得点に欲を出さなければならない。次の試合ではセットプレーに集中し、(自分も)1ゴールを決められるようにしたい。

―(韓国サッカー協会が投稿した)動画を見ると、よく「ミンジェいいぞ」と自分で叫んでいるようだが。

ピッチ上でファイトを出し、活力を吹き込むのが自分のスタイルだ。雰囲気を盛り上げるためにやったことだ。

―2次予選が残り2試合だが、目標はあるのか。

3試合を無失点で終えることが一次的な目標だ。3連戦をホームで戦うので、すべての試合で勝利して1位通過できれば良いだろう。

―ベント監督の“ビルドアップ”サッカーに対し、信頼感はあるか。

追及するサッカーは明確だ。戦術を変えずに根気強く同じ道を歩む。練習や試合でその部分だけに集中すれば良い。戦術を変えずまったく同じサッカーを続ければ適応もしやすいだろう。

―2019年のようにドリブル突破に今回も期待できそうだが。

そのような状況があれば迷いなくドリブルするだろう。僕がドリブルして攻撃の展開に役立つなら試みるつもりだ。

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