「ソン・フンミンがなぜドイツに再び行く?」
欧州サッカー専門家のケヴィン・ハッチャード氏が、韓国代表FWソン・フンミン(28、トッテナム)のバイエルン・ミュンヘン移籍説に否定的な見解を示した。
ハッチャード氏は最近、イギリスメディア『talkSPORT』を通じて「バイエルンが実際に(ソン・フンミンを獲得しようと)動いているとは思えない」と線を引いた。
ドイツ・ブンデスリーガに精通することで知られるハッチャード氏は、「バイエルンはレロイ・サネの獲得に大金を使っている。それに、さらに補強しなければならないポジションがある」と述べた。
また、「ソン・フンミンは(ブンデスリーガ時代に)バイエル・レバークーゼンで活躍し、その前にはハンブルガーSVでもプレーした。彼の目標はプレミアリーグに進出することだった。ドイツに復帰するとなれば非常に驚くべきことだ」とし、プレミアリーグを離れることはないと予想した。
ソン・フンミンは2010-2011シーズンにハンブルガーSVでプロデビュー。その後2013-2014シーズンからレバークーゼンに移籍し、2015年夏にトッテナムに加入するまで、ブンデスリーガでの6シーズンで通算135試合に出場、41ゴールを記録していた。
ハッチャード氏は、サネやセルジュ・ニャブリ、キングスレー・コマンなど、バイエルンにサイドアタッカーが十分そろっていることも言及。「ニャブリは素晴らしい選手だ。今シーズンはやや浮き沈みを見せたが全体的に見事だった。サネも影響力を及ぼしており、コマンも立派だ。全体的に(ウィンガーは)大丈夫だと見ている」と伝えた。
また、「バイエルンの最優先目標は、ロベルト・レヴァンドフスキとの契約を延長することだ」と付け加えた。
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