ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンが、トッテナムのソン・フンミン(28)獲得を検討しているという報道について、様々な情報が錯綜している。
ソン・フンミンは今季、イングランド・プレミアリーグ(EPL)最高のサイドアタッカーとして大活躍。現在リーグ28試合で13ゴール9アシストを記録しており、チームメイトのハリー・ケインとともに攻撃の中核を担っている。
全コンペティションを合わせると、41試合で18ゴール16アシストの数字を残しており、1シーズン20ゴール20アシストも期待されている。
そんな中、トッテナムで順調な選手生活を送るソン・フンミンに、ドイツの盟主バイエルンへの移籍説が浮上した。
4月1日(日本時間)に英メディアの「フットボール・インサイダー」は、「バイエルンがソン・フンミンを望んでいる。彼らはソン・フンミン獲得のためなら1年待つ気もある」と報道した。
バイエルンの関心は今回が初めてではない。2018年にはアリエン・ロッベンとフランク・リベリの後継者として取り上げられたこともある。
ただ、イングランド現地とは異なり、ドイツメディアはソン・フンミンのバイエルン移籍説を“マスコミプレー”と報道している。
独メディアの「Sport1」は、「バイエルンはソン・フンミンと接触していない。当然具体的な話もしていない」と説明。
「ビルト」も、「バイエルンがソン・フンミンに関心を持つかもしれないが、移籍は事実上難しい。ソン・フンミンのエージェントが、トッテナムとの再契約でさらに多額の金額を受け取るためのプレッシャーをかけているのではないかと考えている」と述べた。
このようなあいまいな移籍報道が出るのも、ソン・フンミンがヨーロッパの舞台で認められている証かもしれない。
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