かつてJリーグの水戸ホーリーホック、鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田で活躍し、ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントでは香川真司と共闘した韓国代表DFパク・チュホ(水原FC、34)が、今回の日韓戦を控えて日本のホームの熱気を警戒した。
パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表は、3月25日19時20分に横浜日産スタジアムで日本代表と親善試合を行う。今回で通算80回目となる“日韓戦”だが、これまでの戦績は韓国が42勝14敗23分けとリードしている。
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新型コロナの影響で満員にはならないが、およそ1万人の観衆が入る見込みとなっている今回の試合。
パク・チュホは、2011年8月10日に札幌ドームで行われ、0-3で日本代表に敗れた国際親善試合について触れ、「当時、札幌ドームで感じた日本サポーターの熱気が凄かった。(今回の試合では)アウェーの熱気に押されず、韓国の雰囲気を作っていくことが重要だ」とし、「日本は技術が高く、速い選手が多い。互いに助け合ってしっかりと阻止しなければならず、先制点を奪われなければ我々にもチャンスが来るだろう」と語っている。
韓国代表にとって今回の日韓戦は、6月に再開される2022カタールW杯アジア2次予選を控えて行う最後の代表戦だ。
ソン・フンミン(トッテナム)、ファン・ヒチャン(RBライプツィヒ)といった海外組の主力はいないが、非常に重要な一戦だ
パク・チュホは、「新顔もいるし、代表常連もいる。個人的にはチームの一員として自分ができることをするのが重要だと思う。1人ではなく、皆でこの状況を乗り越えたい。チームがうまくいってこそ、個人も利益を得ることができるはずだ。すべての選手にとってプラスの経験にして韓国に帰りたい」と話している。
韓国では、新型コロナ禍においての遠征試合に批判も存在している。パク・ジュホこの件について、「サポートスタッフができるだけ安全に防疫規則を守りながら練習できるようにしてくれている。この状況における最善の姿を見せるのがいいと思う」と述べた。
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