韓国代表のナム・テヒがカタールのアル・サッドのユニフォームを着る。
2月8日(日本時間)、カタールのアル・サッドは、同じリーグのアル・ドゥハイルで活躍していた韓国代表のMFナム・テヒを迎え入れたと公式発表した。
移籍時点は今夏で契約期間は3年。アル・ドゥハイルとの契約期間が満了するので移籍料はないという。
アル・サッドはアル・ドゥハイルと並んでカタール・リーグの強者として君臨している中東の強豪。ナム・テヒはそこでシャビ・エルナンデス、ガビ、チョン・ウヨンらと呼吸を合わせる。
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これに先立って、ナム・テヒは国内メディアとのインタビューを通じて、「この夏、移籍市場を通じてアル・ドゥハイルを離れる」と明らかにしたことがあった。
それに続くように、アル・ドゥハイルが日本代表の中島翔哉を迎え入れたと公式発表し、ナム・テヒの移籍は既成事実となっていた。
2012年にフランスのヴァランシエンヌを離れ、アル・ドゥハイル(当時レフウィヤ)に入団したナム・テヒは7年間、カタール最高の攻撃手として活躍してきた。
リーグ優勝だけでも5回経験し、2017年にはシャビ・エルナンデスを抑えてMVPを受賞したこともある。
昨年11月にはウズベキスタン代表とのAマッチで前方十字靭帯が破裂する負傷を負い、2019年アジアカップ出場機会を逃した。現在、来季復帰を目指してリハビリに専念している。
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