アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の新しい日程の決定によって、韓国Kリーグも日程変更を余儀なくされるかもしれない。
アジアサッカー連盟(AFC)は、去る7月10日(日本時間)にホームページを通じて「加入国及び各国クラブとの討議を通じ、2020年のAFC主管の日程を新しく定めた」と伝え、ACLの新たな日程を発表した。
AFCの発表によると、Kリーグ勢が属する東地区のグループステージは来る10月19日から11月1日までの集中開催。決勝トーナメントはベスト16から決勝まですべて一発勝負に変更された。
ベスト16の試合はグループステージ終了からわずか2日後の11月3日に行われ、準々決勝は11月25日、準決勝は11月28日、そして決勝は西アジア地域で12月5日に開催される。
JリーグはACLの日程を考慮し、横浜F・マリノス、FC東京、ヴィッセル神戸ら出場チームの試合日を変更した。では、Kリーグの場合は一体どうなるのだろうか。
今シーズンのACLには、Kリーグから全北現代モータース、蔚山現代FC、FCソウル、水原三星ブルーウィングスの4チームが出場している。
AFCの発表通りであれば、Kリーグのファイナルラウンド期間にACLのグループステージ及び決勝トーナメントが行われることになる。
Kリーグでは、正規ラウンド最終戦の第22節を10月4日に定めた。以後、上位リーグと下位リーグに分かれてチーム当たり5試合ずつ行うファイナルラウンドを控えているが、日程はまだ決まっていない。
7月12日、韓国プロサッカー連盟の関係者は「ACLの残りの日程が発表通りに進められる場合、Kリーグの日程を変更するしかない」と明かした。
そして、「ACLグループステージ期間中はKリーグを進行できない。12チーム中4チームが抜けてしまうため、公平性の問題を考慮しなければならない」とKリーグの日程変更の可能性を述べた。
ACLグループステージだけでも2週間以上国内リーグを中断しなければならない状況なため、Kリーグ勢の結果いかんでは11月末または12月初めと定めていた国内シーズン終了の時期も、多少先送りとなる可能性がある。
関係者は「ファイナルラウンドの日程は、ACLの日程を考慮してさまざまな案を練っている。状況次第では残りの試合日程を前倒しにする可能性も残っている」と話している。
いずれにせよ、KリーグもJリーグ同様に日程が変更となる可能性が高いと言って良いだろう。
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