KリーグとJリーグの王者が、グループステージで激突することとなった。
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12月10日(日本時間)、クアラルンプールのアジアサッカー連盟(AFC)本部で来季アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の組み合わせ抽選会が行われた。
グループステージに出場する16チーム中、5チームはまだ出場チームが確定していない。5チーム中4チームはプレーオフによって決まり、残りの1枠は日本の第99回天皇杯優勝チームに与えられる。
抽選の結果、Kリーグ3連覇を達成した全北現代モータースは、15シーズンぶりにJ1リーグを制した横浜F・マリノスをはじめ、シドニーFC(オーストラリア)と同じグループHに入った。残る1チームは東地区プレーオフの勝者が入る。
Kリーグ準優勝の蔚山現代FCは、中国FAカップで優勝したチェ・ガンヒ監督率いる上海申花や、かつてサンフレッチェ広島でプレーしたトニー・ポポヴィッチ監督率いるオーストラリア王者のパース・グローリーFCとともにグループFに入った。こちらも残り1チームはプレーオフ勝者が入る。
韓国FAカップで優勝し、2年ぶりにACLの舞台に戻ってきた水原三星ブルーウィングスは、グループGで中国スーパーリーグ王者の広州恒大、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と対戦する。残りの1枠は第99回天皇杯王者が入る。
Kリーグ3位のFCソウルは、グループステージ進出をかけて2020年1月28日にACLプレーオフを戦う。仮にプレーオフで勝利した場合、グループステージでは同様のプレーオフ勝者の他に、韓国代表DFキム・ミンジェが所属する北京国安、チェンライ・ユナイテッド(タイ)と対戦する。
2019年のACLは、ベスト8にKリーグから1チームも進出できないという屈辱の結果に終わった。2020年のACLでは、Kリーグの4チームが韓国サッカーの威信をかけて上位に進出することを期待したい。
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