WBC韓国代表を巡る騒動は、まだまだ収まりそうにない。
WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）韓国代表の一部選手が、試合当日朝まで飲酒していたと報じられた件を、日本メディアも注視している。
スポーツメディア『THE DIGEST』は6月1日、「WBCから2カ月が経ったが、韓国球界は一つのスキャンダルで大騒ぎになっている。日本での1ラウンドを戦った韓国代表は、2勝2敗で早期脱落した。3大会連続の1次ラウンド敗退を味わった。帰国後、代表監督と一部の選手は謝罪した」と報じた。
また「このような雰囲気がやっと落ち着き、韓国野球の人気も回復したが、再び代表選手に非難の矛先が向けられる疑惑が浮上した」と韓国代表の問題を伝えた。
続いて韓国メディアの報道を引用し、「韓国代表の一部選手が、東京・赤坂にある高級パブを訪れた事実が明らかになった」とし、「韓国トップクラスの投手3人と具体的に出ており、3月9日のオーストラリア戦前日と10日の日本戦前日に酒を飲み、試合当日未明まで帰ってこなかった。韓国はオーストラリアに7-8で敗れたのに続き、日本には4-13で崩れ、事実上、1次ラウンド脱落が決まった」としている。
今回の件に関して、韓国野球委員会（KBO）は31日、公式立場を発表するなど迅速な対応に乗り出した。
KBOは「（5月）30日の試合終了直後から個別に調査を開始し、規定違反があれば賞罰委員会を開催する予定」と明らかにした。また、「報道内容と選手たちの意見が食い違っている。お酒を飲んだのは事実だが、試合前日ではなく、休息日に飲んだと主張した」と伝えた。
「一方で、高級店に出入りした選手は3人だけではないという情報もあり、事態は動きそうな気配だ」とも報じている『THE DIGEST』は、「もし試合当日の明け方まで酒を飲んだことが事実と明らかになれば、国民からの容赦ない批判は避けられないだろう」と今後を見通した。
先立って30日、とある韓国メディアがYouTubeチャンネル『SAY ENTER』の投稿動画を基に追加取材したところによると、韓国代表の数選手がWBC期間、東京・赤坂の高級ルームサロンに出入りしていた事実が確認されたという。
高級ルームサロンに出入りしていたのは「各球団で先発エースやリリーフエースとして活躍するトップクラスの投手3人」とされ、「一部選手は3月8日夜から翌日未明まで酒を飲み、10日夜も翌日未明まで酒を飲んだ。別の選手も、同じルームサロンで9日夜から翌日未明まで酒を飲んでいた」と伝えられた。
（記事提供＝OSEN）
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