Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、3月18～19日に行われたKリーグ1（1部）、Kリーグ2（2部）第4節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第4節のMVPは、光州（クァンジュ）FCのアルバニア代表FWヤシル・アサニ（27）だ。
アサニは3月18日、光州サッカー専用球場で行われた光州FC対仁川（インチョン）ユナイテッドの試合でハットトリックを記録し、チームの5-0の大勝に貢献した。
この日、先発出場したアサニは前半8分にMFトゥ・ヒョンソク（27）のパスから先制点を決めると、3-0と大きくリードした後半24分には左足のボレーシュートでチーム4点目をマーク。そして直後の同26分、ゴール前フリーキックから左足でダメ押しの追加点を突き刺し、ハットトリックを完成させた。
光州FCはアサニのハットトリックのほか、FWオム・ジソン（20）とMFイ・ヒギュン（24）がそれぞれ今季初ゴールを挙げ、5-0の大勝を収めた。光州FC対仁川の試合はKリーグ1第4節ベストマッチに選ばれ、圧巻の攻撃力で仁川を破った光州FCはベストチームに選ばれた。
なお、ベストイレブンには元ギラヴァンツ北九州のDFアン・ヨンギュ（34）も選ばれていた。
Kリーグ2第4節のMVPは、金浦（キムポ）FCのコロンビア人FWルイス・ミナ（29）だ。
ルイスは3月19日、光陽（クァンヤン）サッカー専用球場で行われた全南（チョンナム）ドラゴンズ対金浦FCの試合で2ゴールを挙げ、チームを2-0の勝利に導いた。金浦FCはこの試合の勝利で、開幕後3試合連続無失点無敗（2勝1分）を継続することになった。
ベストマッチは19日に釜山（プサン）アジアド主競技場で行われた釜山アイパーク対金泉尚武（キムチョン・サンム）の試合だ。
試合は前半を0-0で折り返したが、後半に入り釜山がブラジル人MFブルーノ・ラマス（28）、ブラジル人MFフェシン（24）、MFチェ・ギユン（20）のゴールで3点をマーク。金泉尚武はMFキム・ジンギュ（26）が1点を返したが及ばず、結果は3-1で釜山勝利となった。
釜山はこの日の勝利で開幕無敗（2勝1分）を貫き、第4節ベストマッチに選ばれた。
なお、ベストイレブンには元大分トリニータのMFキム・ジョンヒョン（29、FC安養）や、元サガン鳥栖のブラジル人DFニルソン（33、富川FC 1995）が選ばれていた。
Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW：グスタヴォ・ルドヴィグソン（蔚山現代）、チュ・ミンギュ（蔚山現代）、ヤシル・アサニ（光州FC）
MF：オム・ジソン（光州FC）、アレキサンダー・パロセビッチ（FCソウル）、イ・ジンヒョン（大田ハナシチズン）、セシーニャ（大邱FC）
DF：アン・ヨンギュ（光州FC）、キム・ジンヒョク（大邱FC）、キム・ミンドク（大田ハナシチズン）
GK：キム・ギョンミン（光州FC）
―Kリーグ2
FW：ブルーノ・ラマス（釜山アイパーク）、ジョナタン（FC安養）、カン・ミンギュ（忠南牙山FC）
MF：ルイス・ミナ（金浦FC）、キム・ジョンソク（金浦FC）、キム・ジョンヒョン（FC安養）、アン・ジェジュン（富川FC 1995）
DF：ニルソン（富川FC 1995）、パク・ジョンヒョン（FC安養）、チョ・ソングォン（金浦FC）
GK：ク・サンミン（釜山アイパーク）
（文＝ピッチコミュニケーションズ）
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