この試合で先発出場したコ・ヨンジュンは前半19分、元ジュビロ磐田、サガン鳥栖、V・ファーレン長崎のMFペク・ソンドン(31)がバックヘッドでペナルティエリア内に送ったボールに反応。右足でゴールネットに押し込み、先制点を決めた。
浦項は同日の勝利で開幕2連勝とし、第2節のベストチームに選ばれるなど、2つの喜びを味わった。
第2節のベストチームは、4日に仁川(インチョン)サッカー専用競技場で行われた仁川ユナイテッド対大田(テジョン)ハナシチズンの試合だ。
試合は前半7分、MFイ・ミョンジュ(32)のゴールで仁川が先制したが、その後ブラジル人FWチアゴ(29)、FWキム・インギュン(24)の得点で大田が逆転。すると今度は仁川がブラジル人FWエルナンデス(23)、コンゴ民主共和国代表FWポール=ジョゼ・ムポク(30)の連続ゴールで勝ち越し、勝機をつかんだように見えた。
しかし後半43分、大田のキム・インギュンが値千金の同点弾を決め、試合は3-3の引き分けで幕を閉じた。
なお、ベストイレブンには元サガン鳥栖、鹿島アントラーズのDFチョン・スンヒョン(28、蔚山現代)や元セレッソ大阪のスペイン人DFオスマル(34、FCソウル)などが選ばれていた。
Kリーグ2第2節のMVPは慶南(キョンナム)FCのブラジル人FWカストロ(28)だ。
カストロは3月5日、光陽(クァンヤン)サッカー専用球場で行われた全南(チョンナム)ドラゴンズ対慶南FCの試合で1ゴール1アシストを記録し、チームの5-0の大賞に貢献した。この日の勝利で、慶南FCは開幕2連勝を記録した。
同日、慶南FCはFWウォン・ギジョン(27)の2ゴールに始まり、ブラジル人FWグレイソン(26)、DFパク・ジェファン(22)、カストロなど多くの選手がゴールを決め、第2節のベストチームに選ばれた。
慶南FCが大量得点を挙げたこの試合は、第2節のベストマッチにも選ばれた。
なお、ベストイレブンには元名古屋グランパス、大分トリニータのDFイム・スンギョム(27、金泉尚武)、元松本山雅FC、ヴァンフォーレ甲府のGKゴ・ドンミン(24、慶南FC)などが選ばれていた。
Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW:エルナンデス(仁川ユナイテッド)、オム・ウォンサン(蔚山現代)
MF:キム・インギュン(大田ハナシチズン)、イ・ミョンジュ(仁川ユナイテッド)、コ・ヨンジュン(浦項スティーラーズ)、イ・チャンミン(済州ユナイテッド)、アコスティ(水原三星ブルーウィングス)
DF:チョン・スンヒョン(蔚山現代)、オスマル(FCソウル)、ハ・チャンレ(浦項スティーラーズ)
GK:チョ・ヒョヌ(蔚山現代)
―Kリーグ2
FW:ハン・ジホ(富川FC 1995)、ウォン・ギジョン(慶南FC)
MF:ルイス(金浦FC)、キム・ジンヒョン(安山グリナース)、イ・ヨンジェ(金泉尚武)、カストロ(慶南FC)
DF:ソ・ジェミン(金浦FC)、パク・ジェファン(慶南FC)、イム・スンギョム(金泉尚武)、ウ・ジュソン(慶南FC)
GK:ゴ・ドンミン(慶南FC)
(文=ピッチコミュニケーションズ)