この日、先発出場したジョルジは試合通して果敢なドリブル突破、優れたポジショニングで忠北清州FCの攻撃に活気を吹き込んだ。
そして後半18分、ペナルティアーク正面から右足でシュートを放ち、チームの3点目をマーク。今季からプロに参入した忠北清州FCの歴史的初勝利に大きく貢献した。
この試合では、忠北清州FCがブラジル人FWパウリーニョ(29)、MFムン・サンユン(32)、ジョルジのゴールで一時3-0と大きくリードを広げたが、ソウルイーランドFCもブラジル人FWブルーノ(25)、日本人MF西翼(32)のゴールで2点を返し、激しい攻防戦を繰り広げた。両チームが計5点を決めたこの試合は、Kリーグ2第1節のベストマッチに選ばれた。
ベストチームは城南(ソンナム)FCだ。
城南FCは3月1日、炭川(タンチョン)総合運動場で行われた安山(アンサン)グリナースとの試合で、前半10分にDFチョ・ソンウク(27)のゴールで先制するも、同アディショナルタイムに安山に同点に追いつかれ、1-1で前半を終えた。
後半はお互い無得点が続いていたが、試合終了直前にMFシン・ジェウォン(24)が劇的な決勝ゴールを決め、城南FCが2-1の勝利を収めた。
なお、ベストイレブンには元V・ファーレン長崎のDFイ・サンミン(25、金泉尚武)も選ばれていた。
Kリーグ2第1節のベストイレブンは以下の通り。
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FW:ウォン・ギジョン(慶南FC)、ジョルジ(忠北清州FC)、ジョナタン(FC安養)
MF:シン・ジェウォン(城南FC)、チョン・ウォンジン(釜山アイパーク)、キム・ジンギュ(金泉尚武)、パウリーニョ(忠北清州FC)
DF:イ・サンミン(金泉尚武)、チョ・ソンウク(城南FC)、キム・ヒョンジン(FC安養)
GK:シン・ソンフン(金泉尚武)
(文=ピッチコミュニケーションズ)