引退後は指導者に転身し、2008年から鳥栖のテクニカルアドバイザー、コーチ、ヘッドコーチを経て2011年に監督に就任。以降、2015~2016年に蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)、2017~2018年にC大阪、2019年にムアントン・ユナイテッドで指揮を執り、2020~2022年はジェフユナイテッド市原・千葉を率いた。
ユン・ジョンファン氏は選手・指導者としての豊富な経験を基に、Kリーグ中継放送に新鮮な風を吹き込むものとみられる。
ユン・ジョンファン氏が解説を務める初試合は、3月4日に行われるKリーグ1第2節の大邱(テグ)FC対済州(チェジュ)ユナイテッドだ。自身の古巣の試合を担当するという、意義深い解説デビューとなる見通しだ。
この試合はskySportsで中継され、ユン・ジョンファン氏とともにパク・ボンソ・キャスター、イ・サンユン解説委員が息を合わせる。
ユン・ジョンファン氏は「マイクを握ってKリーグのファンの方々の前に再び立つことができて感慨深い。これまでの現場経験を基に、専門的で密度のある解説ができるよう努力する」と感想を述べた。
(文=ピッチコミュニケーションズ)