「これまでは、相手に先制を許すと厳しい展開になってしまう試合が続いていました。でも、今日の試合は全員が最後まで集中して諦めていませんでしたし、仲間が逆転ゴールを決めてくれて本当に感謝しています」
チャン・ミンギュは今節でJ2通算100試合出場を達成した。デビューイヤーの2020シーズンは31試合、2年目の2021シーズンは36試合に出場すると、3年目の今季も守備陣の主力を担い、33試合目の出場で大台に乗った。
「3年以内に100試合出場を達成するのは決して簡単なことではありませんが、こうして多くの試合に出られたことをとても嬉しく思います。何より、コンディション管理をしっかり行い、ここまで大きな負傷もなくやれていることに自分自身満足しています」
偶然にも、J2デビューを飾った2020シーズン開幕戦のシチュエーションは、今回と同じホームでの琉球戦だった。当時は開始1分の米倉恒貴（34）のゴールで先制したジェフ千葉が、1-0で勝利を収めた。
デビュー戦と100試合目の両方を勝利で飾ったチャン・ミンギュ。「（デビュー戦）当時は初のJリーグだったこともあり、適応の面で難しい部分がありました。特に日本のピッチは韓国と比べて水気があり、芝も短いので、ボールタッチなど基本的な技術を最初からやり直すような感覚でした。でも、今はもう適応できたと思いますし、日本語も上達して、味方との連係も良くなったと思っています」と、この3シーズンで成長した点を明かした。
試合後記者会見に登場したユン・ジョンファン監督に、100試合出場を達成したチャン・ミンギュに伝えたいことはあるかを問うてみた。
自身も現役時代にJリーグでプレーした指揮官は、同じ韓国人Jリーガーの後輩に対し次のような言葉を届けた。
