本日(4月15日)、タイのパトゥム・ターニー・スタジアムで行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループGの第1節で、全南(チョンナム)ドラゴンズとユナイテッド・シティ(フィリピン)が対戦する。
全南はKリーグ2(2部)所属ながら、前年度FAカップ王者として今季ACLに出場。グループステージではユナイテッド・シティのほか、BGパトゥム・ユナイテッド(タイ)、メルボルン・シティ(オーストラリア)と同組に入っている。
ユナイテッド・シティとの初戦に先立ち、前日の13日に行われた記者会見には、全南からチョン・ギョンジュン監督とGKキム・ダソル(33)が出席。
初戦を前に「ACLに参加するすべてのチームが胸を躍らせる瞬間」と期待感を伝えたチョン・ギョンジュン監督は、「全南はただの2部のチームではなく、1部に行ける底力を十分に持ったチーム。今回のACLでそれを証明したい」と善戦を誓っていた。
なお、全南には東京ヴェルディから加入したMF佐藤優平(31)や、横浜FCから加入したDF韓浩康(ハン・ホガン、28)、元ファジアーノ岡山のDFチェ・ジョンウォン(26)など、Jリーグに縁ある選手も所属している。
以下、チョン・ギョンジュン、キム・ダソルとの一問一答。
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―試合を控えた感想は。
チョン・ギョンジュン監督「我々だけでなく、ACLに参加するすべてのチームが胸を躍らせる瞬間だ。以前のようにホーム&アウェーで試合を行うことはできないが、こうして集まってでも参加できるということが本当に意義深く、光栄に思う。最善を尽くして良い結果を出せるようにしたい」
―2部クラブがACLに出場するケース自体が珍しいが、大会を戦える競争力はあるのか。
チョン・ギョンジュン監督「全南はただ2部にいるチームではなく、1部に行ける底力を十分に持ったチームだ。今回のACLがそれを証明できる舞台になれば良いだろう。Kリーグ2ではなく、Kリーグを代表するチームとして、以前のような全南の地位を再び取り戻したい」
―ここ最近の試合を見ると、パフォーマンスに起伏があり、得点面が低調なようだ。初戦でゴールを決めて自信を取り戻せば、この点を直すことができるだろうか。
チョン・ギョンジュン監督「中2日のタイトな日程で6試合を戦わなければならない。その都度、少しずつ変化を与えるだろうが、大きな枠組みの準備は終えてタイにやってきた。あとは選手たちが自身のパフォーマンスを上手く発揮できるようにする予定だ」
―キム・ダソル選手は浦項(ポハン)スティーラース時代にACLに出場していたはずだ。再びACLの舞台に足を踏み入れた感想は。
キム・ダソル「浦項時代、水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス時代にACLに参加した。これから行われる試合に期待しているし、どんな結果が生まれるのかワクワクしている。良い競争力を持って、挑戦者の立場として早く試合をしたい」
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