元ガンバ大阪キム・ヨングォンがダービー勝利に貢献!蔚山現代は開幕無敗「チームと自分が合っている」【現地取材】

昨季までガンバ大阪に在籍した韓国代表DFキム・ヨングォン(32、蔚山現代)が、初挑戦のKリーグを戦う今シーズン序盤の戦いぶりに満足感を示している。

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キム・ヨングォンは3月6日、アウェーの全州(チョンジュ)ワールドカップ競技場で行われたKリーグ1(1部)第4節、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースと蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)による“現代家ダービー”で先発フル出場。チームの1-0の無失点勝利に貢献した。

近年熾烈な優勝争いを繰り広げる全北現代との今季初対決を制した蔚山現代は、4試合を終えて1部で唯一無敗の3勝1分で勝ち点10とし、首位の座をキープ。一方、敗れた全北現代は前節の浦項(ポハン)スティーラース戦に続きホーム2連敗を喫し、1勝1分2敗の勝ち点4で9位に沈んだ。

故郷でのダービー勝利に「気分が良い」

試合が行われた全羅北道(チョルラブクト)の全州は、キム・ヨングォンにとって自身が生まれ育った故郷でもある。

「家族や学生時代の恩師、友人たちが試合を観に来てくれた。自分が上手くやっていることを見せたかった」というキム・ヨングォンは、「全北現代とのアウェーゲームということで厳しい試合になると思っていた。幸いなことに先制点を挙げ、失点せず試合を終えられたので気分が良い」と笑顔を見せた。

ガンバ大阪在籍時の昨季にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージで対戦した全北現代と今回、“Kリーグの舞台”で初めて激突したキム・ヨングォン。

「全北現代には代表クラスの選手が多い。個人の能力で他のチームよりも優れていることは明らかだ。組織的にもそうだ。優勝を経験してきたチームだからこそ、十分な能力を持っている。実際にプレーしながらもそれを実感した。これからはより集中しなければならない」と、敵ながら全北現代を称えた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)キム・ヨングォン(中央)

蔚山現代は開幕前、FWオ・セフン(23)が清水エスパルス、FWイ・ドンジュン(25)がヘルタ・ベルリン、MFイ・ドンギョン(24)がシャルケと、多数の主力が移籍したことで、チーム力の低下が懸念されていた。

キム・ヨングォン自身、「主要な選手が抜けたことはファクトだ」と認めながらも、「それでも彼らの穴を埋めてくれる選手たちがいる。新たに加わった選手もいる。大きな空白とは言えない。序盤は心配していたが、今は何の心配もなく試合に臨んでいる」と自信を示した。

これまでFC東京、大宮アルディージャ、広州恒大(現・広州FC)、ガンバ大阪と国外を渡り歩いたキム・ヨングォンだが、自身初となるKリーグにも問題なく適応している。

「ほかのリーグと大きな違いはない。ただ、蔚山現代というチームが試合を通して相手を圧倒し、自分たちが主導権を握るというチームだからこそ、自分の持ち味であるビルドアップで長所を発揮できていると思う。(蔚山現代は)自分とよく合っていると思う」と、キム・ヨングォンは蔚山現代でのプレーに満足していることを伝えた。

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