「韓国語が聞こえてくる以外のことはすぐに適応できるだろう」
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2022シーズン開幕戦の試合後、韓国代表DFキム・ヨングォン(31、蔚山現代)がKリーグ・デビュー戦を笑顔で振り返った。
キム・ヨングォンは2月20日、蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)ホームの蔚山文殊サッカー競技場で行われたKリーグ1(1部)第1節金泉尚武(キムチョン・サンム)戦に4-2-3-1の左センターバックで先発フル出場。
試合は0-0の引き分けに終わったものの、チームの無失点試合に貢献する活躍でデビュー戦を華やかに飾った。
試合後の記者会見に出席したキム・ヨングォンは、「試合内容としては選手たちがよく頑張った。ただ、相手が一人退場したにもかかわらず引き分けに終わったことが残念だ」と試合を総括した。
去る2010年にFC東京でプロデビュー後、大宮アルディージャ、広州恒大(現・広州FC)と渡り歩き、昨季限りでガンバ大阪を退団してKリーグに進出したキム・ヨングォン。新天地の蔚山現代では、かつて世代別代表からA代表まで指導を受けた“恩師”ホン・ミョンボ監督と再会した。
来る27日には32歳の誕生日を迎えるなど、ベテランの域に入りつつあるキム・ヨングォンにとって、Kリーグでの初試合はどうだったのか。
キム・ヨングォンは「蔚山現代には代表で息を合わせた選手が多い。(蔚山現代でも)そのときと同じようにやった。蔚山現代は支配率を高めるサッカーをするので、そのための準備をしてきた」とし、「尚武は守備が非常に強かった。代表選手もいるので得点は難しかった。ただ、今後は自分がビルドアップ時により攻撃的に仕掛ければチャンスは増えるだろう」とコメント。
そして、「(Kリーグは初めてだが)自分の予想通りに試合が進んだと思う。(これまでプレーした海外リーグと比べて)大きな枠組みで違うと思ったことはない」としつつも、「観客席から韓国語が聞こえるということが新鮮だった」と笑った。
この日、蔚山現代ではキム・ヨングォン以外に多くの“新人Kリーガー”がデビューした。
特に、横浜F・マリノスからレンタルで加入した元日本代表MF天野純(30)は、“テクニシャン”らしい活躍でチームの新たなエンジンの役割を果たした。
「天野のことはJリーグの頃から知っていた」というキム・ヨングォンも、「(天野には)韓国の選手の特徴についてたくさん話をしている。能力のある選手なので、上手く適応できれば活躍できると思う」と期待を寄せた。
また、キム・ヨングォンは優勝争いの絶対的ライバルとなる全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースについて、「全北現代が強いということはKリーグの選手誰もが知っている。ただ、全北現代だけに神経を使うと他のチームに足元をすくわれる可能性もある。対戦するすべてのチームに対して最善を尽くさなければならない」とし、「全北現代は強いが、我々がより準備をしっかりすれば良い結果が生まれるだろう」と自信を示した。
ホン・ミョンボ監督は試合後、キム・ヨングォンについて「なぜ我々が彼の獲得を望んだのかを証明してくれた」と高く評価した。
金泉尚武の最前線でキム・ヨングォンとマッチアップした韓国代表FWチョ・ギュソン(24)も、「余裕や技量について自分が評価することはできない。とてもすごかった。代表の練習時より実戦でそれをより強く体感した。自分がもっと発展しなければならない」と、敵ながら代表の先輩であるキム・ヨングォンを称賛していた。
蔚山現代は次節、来る26日にアウェーの炭川(タンチョン)総合競技場で城南(ソンナム)FCと対戦する予定だ。
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